前回対戦は0-3完敗…板倉滉、チュニジアへの“リベンジ”へ闘志「あの時よりも僕たちは進化している」

 日本代表に招集されているDF板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)が、チュニジア戦に向けた意気込みを語った。

 13日に行われたカナダ戦に4-1で勝利し、6月から続く国際Aマッチでの連勝を「5」に伸ばした日本代表。17日に激突するのは昨年のFIFAワールドカップカタール2022出場国でもあるチュニジア代表。過去の対戦成績では日本代表が4勝1敗と勝ち越しているものの、昨年6月に『パナソニックスタジアム吹田』で行われた直近の対戦では0-3の完敗を喫している。

 前回対戦時にセンターバック(CB)でフル出場していた板倉はチュニジア代表について「だいぶ変わっていると思うし、違った戦い方もしてくると思うので、しっかり準備して入りたいと思います」と前置きしつつ、「対人の強さは相手の良さだと思いますし、メンタル的にもフィジカル的にも準備して試合に入りたいです。あの時よりも僕たちは進化していると思うので、それを見せつけられたらなと思います」と約1年越しのリベンジへ意気込みを示した。

 DFとして「失点は0でいきたいという思いは常に持ってやっています」と語った板倉。明日の試合に向けても「ゲームの中では何が起こるかわからないし、もちろん失点もしているので、そうなった時に慌てずにやれたらなとも思います」としつつ、「まずは0で抑えるところ。そこを目指してやりたいと思います」と完封勝利へ静かに闘志を燃やした。

 そんな守備陣においては、森保一監督が前日会見で明言したとおり、21歳のGK鈴木彩艶(シント・トロイデン)の先発起用が濃厚と見られている。板倉は若き守護神について「めちゃめちゃ良い選手です。体もデカいし、動くし」などと能力を絶賛したうえで、「自信を持ってやってもらいたいと思いますし、DF陣としてはなるべくその前で抑えたいと思います。相手を見てプレーを変えられる選手でもあるので、お互いに高い要求をしながらやっていきたいです」と共闘への意欲を示した。

 11月に開幕するFIFAワールドカップ2026・アジア2次予選に向けて、明日のチュニジア戦が最後の実戦機会となる。板倉は「ラストの準備期間と捉えていますし、ここまで良い感じで来ていると思うので、変わらずどんどん進化していく必要があると思います。明日も入りから良いゲームができればと思います」とさらなる進化の必要性を強調。CBのスタメン争いが激化していることについては「自分のパフォーマンスをしっかり出さなければならない」と気を引き締めた。

externallink関連リンク

●森保監督、注目の左WGは旗手怜央を起用へ「日常の延長で良さを…」 GK鈴木彩艶の先発も示唆●三者三様の左WG候補…森保監督、初招集の奥抜侃志にも期待「機会があればプレーしてもらいたい」●日本代表前が神戸・ノエスタでチュニジア代表戦に向けた最終調整…中村敬斗は引き続き宿舎で療養●指揮官は左WG起用を示唆…旗手怜央、“らしさ”発揮へ意欲「今までの選手と違ったプレーを」●17日に日本代表と対戦…チュニジアの来日メンバー発表 G大阪ジェバリ、マンUハンニバルら
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)