ジャニーズ事務所、きょう最後の日 61年の屋号に幕「寂しい」ファン惜しむ声

【モデルプレス=2023/10/16】故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は10月16日をもって1962年の設立以来61年続いた屋号を下ろし、10月17日より社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更。現地には多くのジャニーズファンが姿を現した。

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◆ジャニーズファン「寂しい」…惜しむ声続々

16日夕方、現ジャニーズ事務所の前には報道陣をはじめ、アクリルスタンドやぬいぐるみ、団扇などグッズを持ち歩き写真撮影をする多くのファンの姿があった。

Snow Manファンの30代女性は「“ジャニーズ”というものがなくなってしまうのが寂しい。でもグループ活動を続けてくれるなら精一杯応援したい」といい、地方から母と一緒に訪れたというKing & Princeファンの10代女性は「永瀬廉くんが好きで、見に来ました。悲しいし、寂しい」と名残惜しんだ。

また、国内ファンのみにとどまらず、中国から来たというファンの姿も。Sexy Zoneの松島聡のファンで、昨日まで開催されていた個展を見に東京に来たといい「残念です」と切なげな表情で、「2018年にも来たので、同じ写真を撮りに来ました」と2018年7月にジャニーズ事務所が移転した際、ビル看板を取り付けるタイミングで撮影したという写真を見せてくれた。

このほかにも、なにわ男子やジャニーズJr.のファンなども見られ、老若男女、国境を問わず応援するファンが、ジャニーズ事務所の最後の日を惜しんでいた。

◆ジャニーズ事務所、61年の屋号に幕

東山紀之新社長は2日に行われた記者会見にて、ジャニーズ事務所がタレントのマネジメント及び育成業務を完全に撤退し、被害者への補償業務のみを行っていくとして社名変更を発表。新型コロナウイルスでの社会貢献活動「Johnny's Smile Up! Project」に由来したもので、10月17日付けで変更し、補償終了後に廃業となる。

6日には東京都港区の本社に設置していたビル看板が撤去された。現所属タレントについては、新たに設立するエージェント会社と個別に契約を結んで活動するとし、同新会社の社長は東山、副社長には井ノ原快彦が就任。会社名はファンクラブで公募する予定。

公式グッズを取り扱うジャニーズショップも16日の営業をもって終了。関ジャニ∞やジャニーズWEST、Sexy Zoneなどのグループ名は変更され、ジャニーズJr.のファンクラブ「ジャニーズジュニア情報局」は「ジュニア情報局」に変更される。(modelpress編集部)

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