ジジ・ハディッド、父の祖国パレスチナのため発信続ける 妹ベラは仕事を失っても声を上げていた

【モデルプレス=2023/10/16】米モデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)が、人道危機に瀕するパレスチナ自治区ガザ地区のための発信を続けている。

【写真】ジジ・ハディッドら「メットガラ2022」ド派手に集結

◆ジジ・ハディッド、軍事衝突開始後すぐにSNSで声明

パレスチナ出身の父を持つジジと、その妹で同じくモデルのベラ・ハディッド(Bella Hadid)。現在ベラはライム病の治療のため休養中だが、ジジはガザ地区のイスラム組織ハマスとイスラエルの軍事衝突が開始してすぐに、Instagramで声明を発表。「不当な悲劇に見舞われたすべての人々と、紛争によってたくさんの子どもを含む罪のない命が奪われている日々のことを想っています。パレスチナの闘争と占領下の生活に深く同情し、心を痛めています」とし、また「私はパレスチナ人に希望と夢を持っていますが、その中にユダヤ人への危害は含まれていません」「パレスチナ人であろうとイスラエル人であろうと、罪のない一般市民が犠牲になっていいはずがありません」と民間人の人命被害を強く危惧。また「パレスチナ支持=反ユダヤ主義者」という構図を「誤った考え」だと強調した。

◆パレスチナ支持を続けるベラ・ハディッド、過去には「仕事を失った」ことも告白

イスラエル・パレスチナ問題は普段政治への関心意識が高い米セレブたちも発言することが難しく、今回も静観するセレブや、SNSポスト後のバックラッシュで投稿を削除するセレブも多い。若者世代を中心にガザ市民救済のための声が多く上がっている現状ではあるが、米国をはじめとする西側諸国がイスラエル支持を表明していることからも、アメリカで活躍するセレブたちは親パレスチナ的な発言をよりしづらい現実がある。

ベラは長年フリー・パレスチナ運動支援を公に行っており、それによって多くのブランドとの契約が終了してしまったことや、友人にも縁を切られたことを告白。それでも自身の影響力をもってパレスチナ解放を呼びかけ続けてきた。

◆ジジ・ハディッド、ガザ地区のための発信を続ける

今回もジジがInstagramストーリーズにて、ガザ地区で深刻な人道危機が続いていることについての発信を続けており、15日にも子どもたちの現状を訴えるUNICEFやジャーナリストらの投稿などをシェア。イスラエル政府への批判は反ユダヤ主義ではなく、パレスチナ支持がハマスの武力攻撃を支持することではないことも繰り返し強調している。

ガザ地区ではイスラエルの攻撃により電力や水、燃料の供給が止められ、食料、飲み水や医薬品も著しく不足。民間人の犠牲者が増え続ける中、病院や救急車まで攻撃され医療スタッフにも死者が出ている。また人道回廊設置の見通しも立つ中、現実的に避難の余裕はなく約200万人の住民たちの逃げ場がなくなりつつある。15日の報告時点でガザ地区での死者は2670人に達している。(modelpress編集部)

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