「どのクラブならいらないかな?」 E・コールがトラブルショットで衝撃発言!?

トム・キム(韓国)の連覇で幕を閉じた米国男子ツアー「シュライナーズチルドレンズ・オープン」。今大会でトータル18アンダーの3位タイに入ったエリック・コール(米国)だが、2日目にあるトラブルに見舞われていた。
初日は3バーディ・3ボギーの「71」とやや出遅れたコール。2日目は予選通過を目指し、ギアを一段階上げた。スタートの1番こそボギーを喫したが、2番から8番で4つのバーディを奪取し、波に乗る。

しかし、9番パー5でのティショットは大きく左へ。大小さまざまな石が並ぶ地帯でボールが止まっていた。近くの石は取り除くことができるが、その際にボールが動けば「規則9.4b 球を拾い上げること、故意に球に触れること、球を動かす原因となったことに対する罰」で1罰打を受けてしまう。

コールは慎重に手前の石を取り除いたが、他の石に触るとボールが動く可能性が高いと判断し、これ以上石を動かすことを諦めた。林の上を越すことも考えたコールだが、「こっちに打つと、このホールで45打は叩くだろうな」と無理せずに横に出すことを選択。

ただし、ボールとともに石を打たなければならない状況。クラブが傷つくだけでなく、最悪の場合破損のリスクもある。番手を選ぶコールは「どのクラブならいらないかな?」とキャディに相談。「もう1本7番はあるから」と、おそらくロッカーに戻ればスペアがあるからと7番アイアンを手にした。。

コンパクトなスイングでなんとかボールにヒットさせたものの、ボールはフェアウェイに届かずバンカーイン。3打目でグリーン近くに運び、アプローチを1.5メートルほどにつけ、ナイスパーセーブと思われたが、惜しくも決めきれず、このホールをボギーとしたのだった。

ちなみに、2日目は1イーグル・7バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「66」をマーク。トラブルに見舞われながらも、5つスコアを伸ばして決勝ラウンドへと駒を進めた。さらにその決勝ラウンドでは、3日目に「67」、最終日に「62」と大爆発していた。

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