爪を噛む癖にはどんな心理が隠されているの?

頭をかいてしまう癖や足をゆする貧乏ゆすりの癖など、誰しも特有の癖というものがあるものですが、中には爪を噛む癖が染み付いてしまっている方もいます。実は、爪を噛む癖が染み付いている人には様々な心理が隠されていることがわかっているのです。爪を噛む癖に隠されるその心理について紹介しましょう。

心の不安を和らげたいサイン
爪を噛むという癖は、イライラ、緊張、退屈、寂しい、ストレスといった、心理的な不安を払拭したいという当人の心の現われであるようです。爪を噛むという行為がよろしくはないことを当人は把握しているものの、意思に背いてついやってしまう、ある種の強迫観念にとらわれた行為であるとされています。精神的に未成熟な子供の頃に爪を噛む行為が癖になる人も多いようですが、十分な精神の成熟が見込まれる大人で爪を噛む癖があるという人は、繊細で傷つきやすい性格である傾向にあるようです。

完璧主義者にも爪を噛む癖が多い
繊細で傷つきやすい人に爪を噛む癖が多いと上述しましたが、完璧主義者にも爪を噛む癖が多いようです。完璧主義者とは、過度に高い目標を定め、自分や他人に完璧な状態を要求する精神状態のことをいうのですが、この完璧主義者が自分が定めた目標を達成できなかった場合、強いイライラや不満を抱き、その際爪を噛むという行為に走ってしまう傾向にあるようなのです。

実際爪を噛む行為はストレスを発散する効果が
様々な理由のもと爪を噛むという行為が出てしまうわけですが、実際この爪を噛むという行為にはストレスを発散する効果があるようなのです。カリフォルニア大学やモントリオール大学の精神科医の研究によれば、爪を噛むことで感情を制御し、建設的な行動が得られる、爪を噛むことで脳の報酬系に訴えかけ、気分を良くすることができる、というように語られています。つまり爪を噛むという癖を持つ方は、何かしらの心のフラストレーションを爪を噛むという行為でコントロールしているわけですね。爪を噛むにもちゃんと意味があったようです。

ですが爪を噛む行為が行き過ぎると、過剰な自傷行為や精神疾患にも繋がりかねないとも言われています。感情の制御に寄与している爪を噛む行為ではありますが、爪を噛む行為が行き過ぎている人は、精神の圧迫の原因となる要因を取り除くことや、絆創膏をはるなど、何かしらの方法で無理やり爪を噛めないよう施策する必要もあるかもしれません。(忙しい現代人が知っておくべき「ストレス」の基礎知識 )も必見です。

writer:サプリ編集部

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