セカンドカットで3連覇の道が途絶えた古江彩佳 「自分が初日から修正できなかったのが悪い」

<富士通レディース 3日目◇14日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6697ヤード・パー72>

日本人選手初の同一大会3連覇を目指した古江彩佳だが、悪天候の影響でその夢は絶たれてしまった。最終日は朝から降る雨の影響でスタートが120分遅延。競技を成立させるためにセカンドカットが実施され、3アンダー・28位タイグループの38名で第3ラウンドが行われることとなった。
古江はトータル1アンダー・45位タイグループにいたため、第3ラウンドをプレーする権利を失った。「天気だけは仕方ないので、自分が初日から修正できなかったのが悪い」と悔しさをにじませる。

第2ラウンド終了時は、「状態が悪くてもビッグスコアを出して1つでも上位に食い込めたらなと思ってスタートしたんですが、前半自信を持ってショットできなくて」と、伸ばしきれなかった後悔を口にしていた。

「普段通りのカットをクリアできたので、今週の調子を考えるとまだ良かったかなと思います」と今後に向けて収穫もあったようだ。「来年も出れたらなと思うので、この悔しさをバネに頑張りたいと思います」と、ホステス大会でのリベンジを誓った。

このあとは主戦場である米国女子ツアーに戻り、アジアを転戦する。次戦は19日(木)から韓国で開催される「BMW女子選手権」に出場する予定。その後、マレーシアで戦い、11月には茨城県の太平洋クラブ美野里コースで行われる「TOTOジャパンクラシック」で再び日本に戻ってくる。

「昨日の後半から良くなったので、その調子で自信をもちながら、予選落ちがないのでしっかり攻めのプレーができるように頑張りたい」と、気持ちはすでに韓国以降のアジア戦に向いている。

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