
レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、出場機会が減少する自身の現状と去就について言及した。13日、スペイン紙『ムンドデポルティーボ』がコメントを伝えている。
現在38歳のモドリッチは2012年夏にレアル・マドリードに加入。移籍初年度から主力選手の一角として活躍し、2017-18シーズンからは“背番号10”を託された。これまで11シーズンに渡ってレアル・マドリードのユニフォームを身に纏っており、ここまで公式戦通算497試合に出場して37ゴール77アシストを記録。2015-16シーズンから2017-18シーズンにかけてチャンピオンズリーグ(CL)の3連覇に貢献するなど、これまでレアル・マドリードで獲得したタイトル総数は「23」にのぼる。
そんな“大ベテラン”モドリッチは今季、出場機会が激減。ここまでリーグ戦のスタメン出場はわずか3試合に留まっており、満足な出場機会を得られていない。そんな自身の現状についてモドリッチは12日に行われたトルコ戦を前にした記者会見で「これは僕にとって新たな状況だ。以前ほど、あるいは望んでいるほどプレーしていないのは事実だ。しかし休暇は望んでいない」と不満を口にしていた。
出場機会が減少していることから、今冬での退団も噂されるモドリッチは、アメリカのインテル・マイアミからの関心が伝えられるなど、去就には注目が集まっている。そんななか、12日に行われたトルコ戦後の記者会見で自身の去就について言及し、「今、そのことについては触れたくない。まだ冬までには時間がある。何度も言っていることだが、この歳になると前もって何かを計画することはできない。日々の試合に向けてしっかりと準備することが必要だ。将来がどうなるかは様子を見ることになるだろう」と1月の退団の可能性を否定しなかった。