SKY-HI、ボーイズグループは「強烈な成功体験によるガチガチのシステムが強かった」日本エンタメ界の“大企業病”を危惧<イノフェス2023>

【モデルプレス=2023/10/14】SKY-HIと三代目 J SOUL BROTHERSのOMI(※「O」はストローク付き/登坂広臣)が13日、虎ノ門ヒルズにて開催された『J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2023』に出演し、トークセッションを実施。SKY-HIが、日本のエンタメ界における“大企業病”を危惧した。

SKY-HI、ライブ会場での斬新アイディアが話題

◆SKY-HI「国として大企業病に陥りやすい状況」

「アーティストを続けながらプロデュース業を行う2人が語るプロデュース論」をテーマにトークセッションを実施したSKY-HIとOMI。OMIが、MOONCHILDというガールズグループをプロデュースした理由に、日本のアイドルとはまた違ったスタイルでのガールズグループが生まれにくい現状を挙げると、SKY-HIは「色んな大企業とかで起こりがちな大企業病っというのがあったりするけれど、国として大企業病に陥りやすい状況というのがあって」とその課題に共感した。

さらに「強烈な成功体験が生まれた時にその成功のフォームから外れたものを成長しづらい空気」とその成功体験の二次的・三次的なものは生まれても全く違う選択肢の可能性が極端に少なくなってしまうと具体的に現状を説明した上で、「エンターテイメントでそれが起こってしまうのは非常に不健康に思っていたので、OMIくんのような、自分と同世代の人間でガールズグループをやるということで、その決まっていたフォームにちゃんと違う角度からの提案を入れるというのはすごく素敵なことに思いました」とOMIの試みを絶賛していた。

◆SKY-HI、ボーイズグループは「強烈な成功体験によるガチガチのシステムが強かった」

そのOMIが、SKY-HIに「それ言ったらあなたもだいぶ新しい風吹かしているじゃない」と返すと、SKY-HIは「特に男の子のグループの場合は、日本は強烈な成功体験によるガチガチのシステムが強かったのでなかなか大変でした」と本音を吐露。さらに、OMIが「数えきれない成功例がいっぱいあるところに、また新しいフォーマットとしてやっていくというスタイルを確立しつつある」とSKY-HIのプロデュースを再度絶賛すると、SKY-HIは「頑張ります」と謙遜していた。

◆SKY-HI・OMI・Da-iCEら出演「イノフェス2023」

今回で8回目を迎える日本最大級のテクノロジーと音楽の祭典「イノフェス」。初日となる13日は、開業したばかりの虎ノ門ヒルズ ステーションタワー内「TOKYO NODE HALL」にて開催、14日と15日は六本木ヒルズにて開催する。大型の錯視効果LEDやARを用いた演出で、テクノロジーとエンターテインメントを融合した最先端ライブとなる。

13日はMOONCHILD、Da-iCE、14日はAile The Shota、MIKU BREAK、花譜、理芽、mase、宅見将典、15日は石野卓球×KEN ISHII、MAZZEL、水曜日のカンパネラと、出演アーティストたちがARや錯視映像など最新テクノロジーを駆使したライブパフォーマンスを披露。そのほか、SKY-HIとOMIに加え、山口周、堀井雄二、宅見将典、近田春夫、小泉今日子、別所哲也、落合陽一ら、さまざまな分野におけるイノベーターが集結し、AIやWEB3といったテクノロジーに関する話題をはじめ、映画、音楽、アニメ、ゲームといったエンターテインメントなども扱う注目のトークセッションを展開する。(modelpress編集部)

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