再起を図る“新生ドイツ”…主将ギュンドアンは新指揮官に驚き「あれほど身長が高いとは…」

 ドイツ代表でキャプテンを務めるMFイルカイ・ギュンドアン(バルセロナ/スペイン)が、新たに就任したユリアン・ナーゲルスマン監督について言及した。12日、ドイツ紙『ビルト』がコメントを伝えている。

 昨年のFIFAワールドカップカタール2022で2大会連続のグループステージ敗退を喫したドイツ代表は、その後の親善試合でも不振が続き、先月9日にはホームで日本代表に1-4で惨敗。敗戦から一夜明けてハンジ・フリック前監督の解任に踏み切ったDFBはすぐさま後任探しに着手し、22日にはナーゲルスマン新監督の就任を発表した。

 自国開催のEURO2024を来年に控え、36歳の青年監督のもとで再出発を切ることとなったドイツ代表。今月のインターナショナルウィークでは、現地時間14日にアメリカ代表、17日にメキシコ代表との国際親善試合に臨む。フリック前監督のもとでキャプテンに就任したギュンドアンは、就任直後のナーゲルスマン監督から電話を受けたことを明かし、「彼は僕がキャプテンであり続けることを知らせたかったようだ。素晴らしいことだと思ったよ」と語った。

 新体制でも引き続きキャプテンを務めることになったギュンドアンだが、新指揮官の身長に驚きを隠せなかったという。というのも、データサイト『transfermark』によるとナーゲルスマン監督の身長は190cm。リヴァプールのユルゲン・クロップ監督やバイエルンのトーマス・トゥヘル監督など、身長190cm超えのドイツ人指揮官は複数名いるが、180cmのギュンドアンにとっては想像よりもかなりの長身だったようだ。同選手は次のように語っている。

「彼(ナーゲルスマン監督)がとても大きくてビックリしたよ。僕はこれまで彼のことをあまり知らなかったし、テレビを通しても見ても、それほど身長が高いとは知らなかったんだ。彼は素晴らしい身長を持っているね」

 そんなナーゲルスマン監督も、ドイツ代表の再建に向けて急ピッチで準備を進めている。ギュンドアンは「今朝と今日の午後、トレーニング前に2回ミーティングを行ったよ。僕たちがゲームで取り入れたい原則について、比較的明確な説明があった。彼は限られた時間を最大限活用したいと考えていると思う」とコメントしつつ、「新しい代表監督のもとでの新たな任務が非常に良いものになると信じている」と“強豪復活”へ意欲を示した。

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