ニューカッスルが1月に前線強化へ?…アーセナルの“10番”スミス・ロウの獲得を検討か

 ニューカッスルが、アーセナル所属のイングランド代表MFエミール・スミス・ロウに関心を寄せているようだ。12日、『デイリーメール』や『デイリーエクスプレス』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 一昨年10月にサウジアラビアの公共投資ファンドによって買収されたニューカッスルは、積極的かつ堅実な補強を敢行し着々とチーム力を強化。エディ・ハウ監督体制2年目の昨シーズンは、プレミアリーグを勝ち点「71」の4位で終え、20年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。今シーズンはプレミアリーグで4勝1分3敗の8位に留まっているものの、“死の組”とも形容されるCL・グループFでは首位に立っている。

 そんなニューカッスルは今後のさらなる戦力強化に向けた話し合いを近々行うとのこと。エディ・ハウ監督含めたクラブ幹部の多くが出席する予定で、主な議題は来年1月の冬の移籍市場における補強方針となるようだ。報道によると、ニューカッスルは冬に攻撃陣の強化に乗り出す可能性があり、アーセナルで十分な出場機会を得られていないスミス・ロウも獲得候補に名前が挙がっているという

 現在23歳のスミス・ロウはアーセナルの下部組織出身で、ライプツィヒやハダースフィールドでの武者修行を経て、2020年8月に正式にトップチーム昇格を果たした。ミケル・アルテタ監督の下で徐々に出場機会を増やすと、背番号「10」を託され臨んだ2021-22シーズンは公式戦通算37試合に出場し11ゴール2アシストの大活躍。しかし、昨シーズンは慢性的な痛みを抱えていたそけい部の手術に踏み切った影響もあり、公式戦15試合の出場に留まった。

 迎えた今シーズンはプレミアリーグとCLで2試合、カラバオカップとFAコミュニティ・シールドで1試合に出場しているが、前線に豊富なタレントを抱えるチーム内での序列は高くなく、スタメン起用は1試合のみ。出場時間の合計もわずか135分間に留まっている。

 アルテタ監督は「10番」を背負う23歳を貴重な戦力と位置付けているとも報じられているが、昨シーズンからアーセナルで十分な出場機会を得られていないのも事実。果たしてニューカッスルは実際にスミス・ロウの獲得に乗り出すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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