
シュトゥットガルトに所属するギニア代表FWセール・ギラシに、プレミアリーグの複数クラブが関心を寄せているようだ。11日、イギリスメディア『90min』が伝えている。
今シーズンのブンデスリーガで、2位につけるシュトゥットガルトを牽引するギラシ。今季から完全移籍に移行したストライカーは、開幕戦となったボーフム戦で、いきなり2ゴールをマークすると、第4節・マインツ戦と第7節・ヴォルフスブルク戦ではハットトリックを記録し、7試合13ゴールという圧巻の成績で得点ランキングトップに立っている。
そんな目覚ましい活躍を見せるギラシに、プレミアリーグの複数クラブが関心を寄せている模様。同メディアは、ウェストハムとブレントフォードが同選手のプレーを観察するためにスカウトを派遣したと伝え、クリスタル・パレスとボーンマスも1月の移籍市場での獲得に向け、計画を立てていると報じた。また、サウジアラビアのクラブもギラシに興味を抱いているという。一方で、冬の売却に対するシュトゥットガルトの立場は明らかではないとしながら、再びクラブがヨーロッパの舞台に立つために、慰留に努めるだろうと主張している。
現在27歳のギラシは、2013年にフランスのラヴァルでプロキャリアをスタート。2015年からリールでプレーすると、レンタル先のオセールで頭角を表し、ケルンに加入した。その後は、フランスの複数クラブを経て昨シーズン途中にシュトゥットガルトへとレンタル移籍。リーグ戦22試合の出場で11ゴールをマークして、クラブのブンデスリーガ残留に貢献した。