バルセロナ、さらなる中盤強化を画策?…アーセナルのMFジョルジーニョに関心か

 バルセロナが、アーセナル所属のイタリア代表MFジョルジーニョに関心を寄せているようだ。11日、大手スポーツ専門チャンネル『ESPN』やイギリス紙『ミラー』が伝えている。

 昨シーズン終了後に、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツとコートジボワール代表MFフランク・ケシエという中盤の底を主戦場とする2人の実力者が退団したバルセロナ。今夏の移籍市場ではその穴を埋めるべくカンテラ育ちのスペイン人MFオリオール・ロメウを獲得したものの、シャビ・エルナンデス監督はじめとしたクラブ幹部は、同ポジションをさらに強化したいと考えているとのこと。現在も複数人の動向を注視しているようだ。

 報道によると、バイエルン所属のドイツ代表MFジョシュア・キミッヒやベティス所属のアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲスらが獲得候補に挙がっており、リヴァプール所属のスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラについても2013年夏以来となる復帰の可能性が検討されているという。また、バルセロナはアーセナルで活躍中のジョルジーニョについても動向を注視しており、今冬もしくは来夏の移籍市場で獲得に乗り出す可能性が浮上しているようだ。

 現在31歳のジョルジーニョはナポリやチェルシーを経て、今年1月にアーセナルへ完全移籍加入。昨シーズンは公式戦通算16試合に出場すると、安定感あるプレーで中盤を支え、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。在籍2年目の今シーズンはここまでプレミアリーグで6試合、CLで1試合、カラバオカップで1試合に出場している。

 今シーズンは、中盤に新戦力としてイングランド代表MFデクラン・ライスが加わったこともあり、出場時間の合計は249分間、スタメン起用はわずか2試合に留まっているジョルジーニョ。しかし、チーム内における存在感は絶大なようで、同じく中盤のセンターを主戦場とするライスは「彼の頭脳やMFとしての動き方など、僕は彼から吸収しようとしている。彼は常にポジションをキープし、パスのタイミングを見極め、自分の時間を作り出そうとしている。非常に優れたトレーナーなんだ」と語っているという。

 直近ではマンチェスター・シティ戦に先発出場し、1-0の勝利に大きく貢献したジョルジーニョ。果たして新天地を求めることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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