町田浩樹、リヴァプール戦でサラーと対峙して大きな刺激「一瞬でも気を抜いたらやられる」

 日本代表は11日、千葉県内で『MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023』のカナダ代表戦に向けたトレーニングを実施。練習後に町田浩樹(ユニオン・サン・ジロワーズ/ベルギー)が取材に応じ、ヨーロッパリーグ(EL)でのプレーなどについて語った。

 町田は5日に行われたヨーロッパリーグGS第2節でリヴァプール(イングランド)と対戦し、先発フル出場。試合を振り返って、「前半は(モハメド・)サラー選手とマッチアップして、一瞬でも気を抜いたら裏を取られる感覚があった。そこにしっかりパスも出てきた。緊迫感のある試合を経験できたのはよかったし、あのレベルを常にスタンダードにしないといけないなと思った」と話した。

 モハメド・サラーと対峙した印象については、「ボールを持ってからよりは、ボールを持つ前の駆け引きの部分」ですごみを感じたと言い、「少しでもボールウォッチャーになったら、裏に走ってくるし、その動き出すタイミングがすごいなと思った。少しでも気を抜いたらやられてしまうような、刺激的な試合だった」と、充実感のある表情で話した。

 同試合では、リヴァプールの遠藤航も先発し、前半45分間のみ出場していた。その遠藤については、「リヴァプールと対戦して一番感じたのは、自分たちがボールを奪ったときに、すぐに2人、3人に囲まれる場面が多くて、なかなか攻撃に転じることができなかった。中盤の選手の密集の速さだったり、トランジションの速さは、すごく感じた。そのなかで航くんはプレーしている」と語り、「自分もあのレベルまで行かないといけない」とさらなる成長を目指していた。
 
 今後、町田は日本代表の一員として、13日にカナダ代表(19時35分キックオフ/デンカビッグスワンスタジアム)、17日にはチュニジア代表(19時10分キックオフ/ノエビアスタジアム神戸)と対戦する。
 

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