窪田正孝、初共演・松岡茉優の印象は“大黒柱”「こんなに軸の強い女性はいない」<愛にイナズマ>

【モデルプレス=2023/10/11】女優の松岡茉優と俳優の窪田正孝が11日、都内で行われたW主演映画「愛にイナズマ」(10月27日公開)の完成披露上映会イベントに共演の池松壮亮、若葉竜也、佐藤浩市、メガホンをとった石井裕也監督とともに出席。互いの印象を語った。

【写真】佐藤浩市と仲良くハートを作る松岡茉優

◆松岡茉優&窪田正孝W主演「愛にイナズマ」

本作の舞台は“アフターコロナ”の現代。社会の理不尽さに打ちのめされた恋人たちが、反撃の狼煙を上げるべく、音信不通だったどうしようもない家族を頼ったことで、1度は歪み切ってしまったイビツな家族がやがて“絆”を取り戻していく、という愛と希望とユーモアに満ち溢れた痛快なストーリー。松岡は卑怯な大人に騙され大切な夢も何もかも全て奪われた末っ子の花子を演じ、窪田は空気の読めない彼氏・正夫を演じる。

◆松岡茉優&窪田正孝、初共演の印象語る

W主演を務めた松岡と窪田は本作で初共演だったそうで、それぞれの印象を尋ねられると、窪田は「こんなに軸の強い女性はいないんじゃないかなって思うくらい、現場で大黒柱になって突き詰めてくれて」と回顧。「彼女のストイックさというか、役の向き合い方を近くで見られて刺激的でした」と松岡を称賛した。

また、松岡は「本物の大黒柱を隣にして、私が大黒柱でしたとは申し上げづらい…」と恐縮。これに、どうしようもない花子の父を演じる佐藤が「ほとんど花子だもんね、普段も。と思って見ていただけると」と声をかけると、松岡は「でも(劇中では)『くそっ!』とか言ってるんですよ」と困惑し、MCから普段も「くそっ!」ということはあるか追求されると「基本的には申し上げないつもりでいます。例外的にはあるかと存じます」と語った。

◆松岡茉優、佐藤浩市からの絶賛に「我が身に余る喜び!」

さらに、“どのようなことを意識して撮影したか”と質問された石井監督は「特別な才能を持った方々が集まって、普通そういう場合はうまくいかないことが多いんですよ。みなさん得てして自我が出てくるというか。でも今回はそういうのがまったくなくて、最初は心配しましたけど、特別なアンサンブルになっているんですよね。不思議だったし幸せな時間でした」とコメント。佐藤も「本の優秀さももちろんあるんだけど、これくらい気持ちよくアンサンブルが決まることは稀有で、楽しくてしょうがなかったです」と振り返った。

これに松岡は「光栄!我が身に余る喜び!」と目を輝かせ、「私も覚えていて、緊張して臨みましたし、役柄的に花子が1番キレ散らかすので、この先輩方にキレ散らかさないといけないんです。だから私のお芝居どうだったかな、やりにくかったかなと思いながら浩市さんをチラッと見たら、ニコニコしながら『楽しいね』って。それが嬉しくて嬉しくて、私は日記を付けました」と告白。「その日記をパンフレットに載せていただけることになったんです。21日間の撮影を日記に残しておりまして、秘話とたっぷり載せております」とアピールした。(modelpress編集部)

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