ケイン、古巣トッテナムの“好調ぶり”に喜び「この調子が続くことを願っている」

 バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、古巣トッテナムについて言及した。10日、イギリス紙『ミラー』がコメントを伝えている。

 現在30歳のケインは、育成年代から所属していたトッテナムで長らく“絶対的エース”として活躍した後、今夏にクラブ史上最高額となる1億ユーロ(約157億円)超えの移籍金でバイエルンに加入。トーマス・トゥヘル監督のチームでもすぐさまセンターフォワード(CF)の主力に定着し、ここまで公式戦7試合の出場で8ゴール4アシストをマークするなど、ドイツの地でも自慢の決定力を遺憾なく発揮している。

 そんなケインが、13日に行われるオーストラリア代表との国際親善試合を前にした記者会見に出席し、古巣トッテナムについて語った。トッテナムは今季、“大黒柱”であるケインを失ったことで苦戦も予想されたものの、プレミアリーグ第8節終了時点で6勝2分けの無敗で首位に立ち、好調を維持している。古巣の“好調ぶり”についてケインは「素晴らしいことだ。監督は素晴らしい仕事をしているし、ファンもチームを応援してくれている。まだまだ先は長いけれど、ファンが今の状況に興奮したり喜んだりしないわけがない。この調子が続くことを願っているよ。僕はキャリアを通じてトッテナムのファンであり、トッテナムの活躍を見たいんだ」と喜びを露わにした。

 続けて「バイエルンには敬意を払わなければならない。もちろん、ファンも僕がトッテナムを愛していることは知っていると思う。そこに疑問は何もない。でも僕はバイエルンに全神経を集中させ、可能な限り成功させなければならないんだ。僕の一番の関心事はバイエルンのためにプレーすることだ」とコメント。古巣の躍進を喜ぶ一方で、所属クラブであるバイエルンに集中していることを強調した。

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