性被害告白の元ジャニーズJr.橋田康、虚偽申請への懸念吐露「被害者に向き合いきる前に枯渇してしまうんじゃないか」

【モデルプレス=2023/10/11】元ジャニーズJr.で俳優の橋田康が11日、自身のX(旧Twitter)を更新。ジャニーズ事務所の故・ジャニー喜多川元社長からの性被害の虚偽申請が増えていることについて懸念を示した。

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◆性被害告白の元ジャニーズJr.橋田康、虚偽申請に懸念

橋田は「ジャニーズ事務所として組織的関与が一切無い部分での加害についてまで全面的に救済していきます。となってしまえば誰でも申請可能になってしまうんじゃないかなって。そうなれば本当に苦しい思いをしてきた人達がどんどん後回しにされてしまうし、時間も人員も資産も限りはあると思うので本来向き合うはずの被害者に向き合いきる前に枯渇してしまうんじゃないか」と性被害の虚偽申請が増えることへの懸念点を告白。そして「心の問題かと思いますが虚偽申請でも何とかなるかもと考えてる人がもしいたなら、どうか本当に傷を負った方々が早く1人でも救われるよう踏み止まって応援してほしいです」と虚偽申請を考えている人へ呼びかけを行った。

そして「また、被害者の人数より虚偽申請が上回ってしまう未来になれば本当に苦しい思いをした人が『どうせ本当の事を言っても…』に繋がってしまう。そうなった時事務所も被害者の方が怖がらないような対応をしてくれたら。と思いました」と虚偽申請増加に対しての事務所への対応にも言及。また「嘘なのか、本当なのかその協議、審査をする時間の一部が救済に向いてくれたら確実に1人、また1人と救われる人が生まれると思います」とつづっている。

◆ジャニーズ事務所、性加害の“虚偽”告発に苦慮

同事務所は9日、報道機関への声明を発表。故・ジャニー氏から性被害を受けたと告発する人の報道が相次いでいる現状を明かし、被害者でない可能性が高い人が本当の被害者の証言を使って虚偽の話をしているケースが複数あるという情報にも接しているとした。

そして、被害者救済のための資金が虚偽の告発を行った人に渡りかねないという状況に「非常に苦慮しております」とコメント。こうした状況を受け、同事務所は報道機関へ十分な検証の後、報道するよう呼びかけている。

◆ジャニーズ事務所、社名変更・新会社設立へ

2日の会見では、タレントのマネジメント及び育成業務を完全に撤退して、被害者への補償業務のみを行っていく新社名「SMILE-UP.(スマイルアップ)」を発表。10月17日付けで変更し、補償終了後に廃業予定。

現所属タレントについては、新たに設立するエージェント会社と個別に契約を結んで活動するとし、新エージェント会社の社長は東山、副社長には井ノ原快彦が就任。会社名はファンクラブで公募するとしている。(modelpress編集部)

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