フォア・ザ・チームを強調も…古橋亨梧にFWの矜持「自分が点をとって勝たせたい」

 日本代表は10日、千葉県内で『MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023』のカナダ代表戦に向けたトレーニングを実施。練習後に古橋亨梧(セルティック/スコットランド)が取材に応じ、自身の状態やゴールへの思いなどを語った。

 9月の欧州遠征に引き続き、メンバー入りを果たした古橋は「代表活動は呼んでいただけるだけでも光栄なこと。今回は日本のファンの皆さんの前でプレーできますし、このチャンスにとても感謝しています」とコメント。自身の状態に関しては、「得点を取れている試合もありますが、まだまだ。もっともっと決めなければいけないところはあるし、もっと技術を上げて、チームを助けられるプレーをもっとやらなければいけない」と、厳しい言葉を並べ、「上を目指してやっていきたいです」と気を引き締めた。

 また、代表復帰を果たし、トップ下での起用も予想される南野拓実との連係について問われると、「彼はゴールを奪う能力が高く、狭い局面でボールを受けて前を向いてゴールへ向かっていける選手。一緒に組めれば、彼のスペースを空けて、自由に動けるようにできればと思いますし、2人でできれば」と述べ、その特徴を生かすイメージはできていることを強調した。

 ここから11月には『FIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選』、来年1月には『AFCアジアカップ・カタール2023』が控えており、今回がその本番に向けた最後のテストマッチとなる。古橋にとっても熾烈な競争を勝ち抜く上で貴重な場となることもあり、チームの勝利を最優先としつつも、「個人的にはFWとして、自分が点をとって勝たせたいという思いです」との決意を口にした。

 最後のテストマッチとなる10月シリーズでどのような結果を残すことができるのか。日本代表は、13日にカナダ代表と17日にはチュニジア代表と対戦する。

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