76歳のホジソン監督、プレミアリーグ史上8人目の400試合指揮達成

 クリスタル・パレスを率いるロイ・ホジソン監督が、プレミアリーグ通算400試合指揮を達成した。

 現在76歳の現役時代にクリスタル・パレスの下部組織からトップチームに昇格。イングランドを中心にプレーしていた。現役引退後は指導者に転身し、インテル、フルアム、リヴァプールなど国内外で監督を歴任。2012年5月から2016年6月まではイングランド代表を率いて、FIFAワールドカップブラジル2014やEURO2012と2016を戦った。2017-18シーズンから2020-21シーズンまではクリスタル・パレスを指揮。2021-22シーズン限りでワトフォードの指揮官を退任した際、監督業からの引退を宣言した。

 しかし、2022-23シーズンに選手としても監督としても古巣であるクリスタル・パレスが残留争いに巻き込まれていたことを受け、2023年3月に監督業に復帰。指揮した10試合で5勝3分2敗という成績を残し、クラブを11位フィニッシュへ導いたことで、今年7月に契約を1年延長し、今シーズンも同クラブでの指揮を続けている。

 2023-24シーズンはプレミアリーグ第7節終了時点で3勝2分け2敗と9位につけているなか、7日に第8節のノッティンガム・フォレスト戦を迎え、ホジソン監督はプレミアリーグで通算400試合目の指揮を達成した。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、同リーグでは通算8人目の到達者になったという。

 記念すべき一戦は0-0の引き分けに終わり、勝利で飾ることはできなかったが、試合後にイギリスメディア『BBC』でホジソン監督はプレミアリーグで400試合指揮を達成した喜びを以下のように語った。

「戻ってきて、初めてプレミアリーグを指揮したのは50歳の時だった。私は20年以上働いてきたので、誇りに思うことがあるとすれば、多くの人がキャリアの終盤で達成してきたことができたので、本当に嬉しく思っている」

「唯一悲しいことはベンチにいても全然落ち着いたり、リラックスしたりすることができないことだね。緊張感が薄れるわけではないし、試合終了間際に相手が3、4回もコーナーキックを獲得した時の苦しみが減ったりもしない。これを見ている若い監督たちには残念に思うが、その点においては400試合を指揮したとしても何の役にも立たないよ」

 プレミアリーグで400試合指揮を達成した監督たちは以下の通り。

アーセン・ベンゲル
サー・アレックス・ファーガソン
デイヴィッド・モイーズ
ハリー・レドナップ
サム・アラダイス
スティーヴ・ブルース
マーク・ヒューズ
ロイ・ホジソン

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