坂本昌行&ジャニーズWEST桐山照史“王と騎士”姿で登場 見どころ語る「新たな桐山を見せられる」<キャメロット>

【モデルプレス=2023/10/07】20th Centuryの坂本昌行とジャニーズWESTの桐山照史が6日、東京・有楽町の日生劇場で行われたブロードウェイミュージカル「キャメロット」の初日前ご挨拶・フォトコールに出席。作品の見どころを語った。

【写真】坂本昌行が王、ジャニーズWEST桐山照史が騎士に

◆坂本昌行、アーサー王役に「まさか…」

アーサー王に関する史実やエピソードには諸説あり、これまで多くの映画や舞台でその世界観が描かれてきた。本作は、着眼点を変えてアーサー王伝説を描いたT.H.ホワイトの『永遠の王』を原作として、『マイ・フェア・レディ』の名コンビである脚本家アラン・ジェイ・ラーナーと作曲家フレデリック・ロウによって書かれた名作ミュージカルで、中世イングランドの都キャメロットを舞台に、アーサー王と王妃と円卓の騎士が織りなすドラマチックな物語を描く。

本番に向けての意気込みを聞かれると、主演のアーサー王を演じる坂本は「中世ヨーロッパの伝説の王をやりたいと思っていたんですが、まさか自分のところに来るとは思いませんでした。平和を願い、民の声を聞き、力ではなく笑顔で願いを聞きながらも、自らの気持ちを殺し、民のためにやっていくことで、苦しみ、裏切られ、いろいろ心情の起伏が激しい役です」と説明し、「この役はいろいろと手を加えられ、いろんな形で演じられてきたと思うんですけど、今回は(日本)初演をやらせていただきますが、人間味あふれるアーサー王となっておりますので、自分なりのアーサー王を演じていきたいと思います」と力強く語った。

さらに、坂本は「日本で初演ということで、当時の作品の素晴らしさ、そしてご覧のとおりコスチューム、セット、何よりも音楽が非常に耳心地がよくて、オーケストラの方(の音楽)が聞けるということもひとつの見どころになっていますので、ぜひご覧になってください」とアピールした。

◆桐山照史、歌に苦戦中も「新たな桐山を見せられるんじゃないかな」

また、円卓の騎士・ランスロット役を演じる桐山は「今回の『キャメロット』では真面目なランスロットになっているんじゃないかなと思います。坂本くん演じるアーサー王だったり、ふうかちゃん演じるグィネヴィアだったり、会話がすごく多いんですけど、真面目さゆえ噛み合わないみたいなところを楽しんでもらえたらなと思います」とアピールし、「あとはミュージカルの歌い方というか、ランスロットの歌い方みたいなものが出来上がったんじゃないかなと思っています。歌に今も苦戦はしていますけど、新たな桐山を見せられるんじゃないかなと思っています。頑張ります」と胸を張った。

なお、この日は共演の唯月ふうか、入野自由、今井清隆も出席。同作は10月7日~28日に日生劇場にて、11月4日~20日に大阪・大阪松竹座にて上演される。(modelpress編集部)

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