マンC、“怪物”ハーランドとの契約延長を画策か…背景にレアルへの警戒感?

 マンチェスター・シティが、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとの契約延長を検討しているようだ。5日、『テレグラフ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 現在23歳のハーランドは昨年夏にドルトムントからマンチェスター・シティへ完全移籍で加入した。ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームにすぐさま適応すると、昨シーズンは公式戦52試合に出場し52ゴール9アシストをマーク。プレミアリーグ年間最優秀選手賞(MVP)および得点王、チャンピオンズリーグ(CL)得点王などに輝く大活躍で、チームのトレブル(主要タイトル3冠)達成に大きく貢献した。

 今回の報道によると、マンチェスター・シティは異次元の決定力を発揮している23歳の“怪物”との契約延長を望んでおり、数カ月以内の交渉開始に向けて準備を進めているという。同クラブとハーランドとの契約期間は2027年6月末までとなっており、満了までは4年弱を残している。しかし、クラブ側は同選手のこれまでの功績を高く評価しており、週給やボーナスの増額を盛り込んだ新たな長期契約を提示したいと考えているようだ。

 なお、マンチェスター・シティのこうした動きの背景には、レアル・マドリードへの警戒感があると各メディアは指摘。かねてからハーランドの動向を注視していたスペインの“白い巨人”は昨年夏の獲得に失敗したものの、その後もノルウェー代表FWへの関心を継続。長期間に渡って最前線の主軸に君臨した元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(現:アル・イテハド)が今夏に退団したこともあり、今後の移籍市場で再びハーランド獲得に向けた動きを見せる可能性があるとも報じられている。マンチェスター・シティは条件を改善した新契約を締結することで、“エースストライカー”の流出を防ぐ狙いがあるようだ。

 在籍2年目の今シーズンもすでに8ゴールを挙げるなど異次元の決定力を発揮しているハーランド。果たしてマンチェスター・シティとの契約延長は実現するのだろうか。

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