ドルトムント、守護神コベルと2028年夏まで契約延長!「大きなことを祝えるようにしたい」

 ドルトムントは5日、スイス代表GKグレゴール・コベルと新契約を締結したことを発表した。新たな契約期間は2028年6月30日までとなっている。

 1997年12月6日生まれで現在25歳のコベルは、2014年9月に母国の名門グラスホッパーの下部組織からホッフェンハイムの下部組織に移籍。下部リーグで経験を積み、2016年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はアウクスブルクとシュトゥットガルトでのプレーを経て、2021年7月にドルトムントに完全移籍で加入。程なくして正GKに定着し、ここまで公式戦通算84試合に出場している。昨シーズンはブンデスリーガで11回のクリーンシートを達成し、セーブ率は74パーセントを記録した。

 当初2026年6月末までとなっていた契約を2年間延長したコベルは、ドルトムントのクラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。

「僕は感情が豊かな人間だし、ドルトムントはサッカーをする上でクレイジーなほどエモーショナルな場所だ。そして『ジグナル・イドゥナ・パルク』(ドルトムントの本拠地)は信じられないほどエモーショナルなスタジアムだ。単純に考えて、僕たちは本当に相性が良いのだと思う。そしてそれ以上に、僕には『ここでまだ終わりではない』という思いがあるんだ。チームの全員が全力を尽くせば、タイトルを獲得できる可能性がある。これからの数年間、僕もチームの一員として先頭に立ち続け、いつか一緒に何か大きなことを祝えるようにしたいと思っているよ」

 また、ドルトムントのセバスティアン・ケールSD(スポーツ・ディレクター)は次のようなコメントを発表している。

「グレゴールはドルトムントで多くのトップクラブが関心を寄せるワールドクラスのGKに成長した。ドルトムントでの長期的や目標と野望に向けたインスピレーションを彼に与えられたこと、そして重要なポジションにおける長期計画の安全性を確保できたことを誇りに思う。過去2年間で彼の人間性は大きく成長した。スポーツ面で言えば、グレゴールは勝利への無条件の意思を表している。自分自身とチームを日々改善し成功に導きたいと考えている。それは正に我々がリーダーとして彼に期待していることだ。また、彼はこのクラブに共感し、チームを人として豊かにしてくれる素晴らしい男だ」

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