途中投入から値千金の決勝弾! 殊勲のF・トーレス「与えられた時間を最大限に活用する」

 バルセロナに所属するスペイン代表FWフェラン・トーレスが、チャンピオンズリーグ(CL)連勝スタートを喜んだ。4日、スペイン紙『スポルト』がコメントを伝えている。

 CL・グループH第2節が現地時間4日に行われ、バルセロナは敵地『エスタディオ・ド・ドラゴン』にてポルトと対戦した。序盤から主導権を握ったバルセロナは34分に“主砲”ロベルト・レヴァンドフスキが負傷交代するアクシデントに見舞われるも、替わって投入されたF・トーレスが前半終了間際にスルーパスに抜け出し先制ゴールをマーク。このリードを最後まで守り抜き、1-0で勝利を収めた。

 “難敵”ポルトに今シーズンのホーム戦における初黒星をつけ、CLで連勝スタートを切ったバルセロナ。相手選手のミスを足がかりに値千金の決勝ゴールを決めたF・トーレスは「フットボールとは相手のミスを利用するものでもある。相手のプレッシャーへの対処の仕方は分からなかったが、重要なことは勝利だった」と試合を振り返りつつ、この試合の勝利が持つ意味について次のようにコメントした。

「僕たちは試合前、グループステージ突破の半分以上はこのピッチでの勝利にかかっていると話していたんだ。僕たちにとっては勝たなければならない試合だった。僕たちはボールを保持している時には素晴らしかった。そして、ボールを持っていない時に苦しむことも理解している。今夜の試合はそれらを示していたと思っているよ」

 バルセロナ在籍3シーズン目を迎えたF・トーレスは、開幕からここまで公式戦9試合に出場。しかし、チーム内での序列は必ずしも高いとは言えず、スタメン起用は3試合、出場時間は354分間に留まっている。それでも、起用された試合では存在感を発揮。ここまでレヴァンドフスキに次ぐチーム2位の4ゴールを記録している。ポルト戦でも途中出場から勝利に貢献した23歳は「バルサでプレーするのは非常に難しいことだが、自分に与えられたすべての時間を最大限に活用するつもりだよ」と今後に向けた意気込みを示した。

externallink関連リンク

●フェラン・トーレスが決勝弾、バルサがCLで2連勝! ポルトの猛攻を凌ぎ切る●CL最年少先発記録を塗り替えたバルサFWヤマル、試合中の“ある行動”で記憶にも残る一戦に?●ペップ、18歳DFリコ・ルイスを絶賛「今まで指導してきた中で最高の選手の一人」●上田綺世がデビュー! 古橋亨梧が初ゴールも、セルティックはラツィオに敗北/CL第2節●PSG撃破で7525日ぶりのCL白星! ニューカッスル指揮官「特別な瞬間」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)