ホストプロの堀川未来夢が目指す「一番の恩返し」 前日は恒例の“整い”も 

<ACNチャンピオンシップ 事前情報◇4日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県)◇7295ヤード・パー72>
 
1969年に国内男子ツアーの一大会として関西で始まった「ダンロップゴルフトーナメント」。全国各地の名門コースを舞台に開催してきた歴史あるトーナメントで、昨年まで「ダイヤモンドカップゴルフ」としてファンにも親しまれてきた。そして今年は、株式会社ACNが共催社として引き継ぎ、新たな大会として生まれ変わる。
同社は多くのプロとスポンサー契約をしているが、2021年8月にスポンサー契約を結んだ堀川未来夢も気合じゅうぶん。「大会を盛り上げて優勝争いすることが日頃からお世話になっていることへの一番の恩返しだと思うので。頑張りたいと思っています」とホストプロとして意気込んだ。

開催される兵庫県の三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコースの攻略については「あまり狭い印象はないんですけど、ティショットで右と左どこに打つのかはある程度決めて打たないといけないですね。セカンド以降は少し苦しくなる印象。18ホールで丸いグリーンがほとんどないので、長細かったり、右長、左長であったり、それぞれ形が違うグリーンが結構多いので、それなりに上から打たないといけない。ボールが止まらないようなグリーンにもなっていますし、狙いづらい。やっぱりティショットがしっかりいい位置にあることは大事かなと思います」と総合力が問われると説く。

今大会でリーダーボードが動きやすいホールを聞けば、インの16番パー4、17番パー3、18番パー4の上がり3ホールと話す。「放映される3ホールが僕の中ですごくおもしろいコースだなと思いますね。バーディをとれるし、ボギーも出やすい」と解説。ティショットでは選手それぞれが選ぶクラブが違う印象もあるという。「その辺は見ていて結構おもしろいと思います」と見どころを教えてくれた。

株式会社ACNの代表取締役・藤岡義久氏とは「ALBAさんの取材で、アマチュアの方3名を教えるという企画で、一緒に回らせていただいた」ことをきっかけに出会い、契約に至ったという。「すごくゴルフに対して熱心ですしゴルフがすごく好きな方で。今回も、男子ツアーを応援してくださるということで、本当に数少ない企業の1つだと思うので、とてもありがたいです」と同社初の冠試合に感謝の気持ちを表した。

国内男子ツアーは終盤に差し掛かり、「仕上げていきたいところですね。少しティショットに不安要素はありますけど、パッティングのほうはだいぶよくなってきています。ここから調子を上げていくにはいい具合だと思っています。というか、上げていかなきゃいけないなとは思ってます」と現在賞金ランキング29位の堀川にとって、さらにエンジンを上げて行きたいところ。大のサウナ好きで有名な堀川は、「きょうも練習してから行ってきます」と話し、ホスト大会でツアー5勝目を飾るためにもしっかり“整え”に行く。(文・高木彩音)

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