
セルティックに所属しているFW古橋亨梧が、4日開催のチャンピオンズリーグ(CL)・グループE第2節ラツィオ戦で自身初のCLでの得点を記録した。
CL開幕戦のフェイエノールト戦を0-2で落としていたセルティックは、同日にラツィオをホームに迎えた。本拠地『セルティック・パーク』での今季CL開幕戦に向けて、古橋がセンターフォワードで、前田大然が右ウイングで、旗手怜央がインサイドハーフで先発出場。岩田智輝はベンチスタートとなった。一方、GKイヴァン・プロヴェデルの劇的ゴールでCL第1節のアトレティコ・マドリード戦を1-1のドローに持ち込んでいたラツィオは、鎌田大地が公式戦4試合ぶりのスタメン入りを果たしている。
試合は12分、敵陣右サイドの開いた位置で前田がパスを受けたところから、セルティックの攻撃がスタート。前田は中央のスペースへボールを持ち運び、横へ預けると、待っていたマット・オライリーがダイレクトでスルーパス。タイミング良く抜け出した古橋はGKプロヴェデルとの1対1で冷静に股下を撃ち抜き、グラウンダーの一撃がゴールに吸い込まれた。
古橋は昨季もセルティックの一員としてCLに参戦しており、“欧州最高峰の舞台”で5試合に先発、1試合に途中出場していたが、ゴールを挙げることはできなかった。今季開幕戦のフェイエノールト戦でも無得点に終わっていたことから、古橋にとってはこれが嬉しい自身初のCLでの得点となった。
なお、試合は29分にラツィオのマティアス・ベシーノが同点ゴールを記録。30分を経過した時点で1-1となっている。