Snow Man目黒蓮が最優秀新進男優賞「第15回TAMA映画賞」受賞作品・受賞者発表

【モデルプレス=2023/10/05】「第15回TAMA映画賞」の受賞作品及び受賞者が発表され、Snow Manの目黒蓮らが受賞した。

【写真】目黒蓮・山田杏奈・奥平大兼ら豪華受賞者たちの白熱シーン

◆鈴木亮平・黒木華・目黒蓮らが受賞

このたび国内映画賞のトップバッターとして注目を集める「第15回TAMA映画賞」の受賞作品及び受賞者が決定。本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰する最優秀作品賞を『怪物』『雑魚どもよ、大志を抱け!』が受賞した。

さらに、本年度最も心に残った男優を表彰する最優秀男優を佐藤浩市と鈴木亮平、本年度最も心に残った女優を表彰する最優秀女優賞を菊地凛子と黒木華、本年度最も飛躍した監督もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰する最優秀新進監督賞を福永壮志監督と金子由里奈監督が受賞。

そして、本年度最も飛躍した男優もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰する最優秀新進男優賞を目黒と奥平大兼、本年度最も飛躍した女優もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰する最優秀新進女優を山田杏奈と高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)が受賞した。

映画ファンを魅了した事象に対し表彰する特別賞は、宮崎駿監督及びスタッフ・キャスト一同と、上田誠氏・山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同が受賞した。

◆「TAMA映画賞」

TAMA映画賞は、2009年にスタートし、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考。「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰している。

今年の授賞式は11月25日にパルテノン多摩大ホールにて行われる。(modelpress編集部)

◆「第15回TAMA映画賞」受賞作品及び受賞者

【最優秀作品賞】
・『怪物』(是枝裕和監督及びスタッフ・キャスト一同)
・『雑魚どもよ、大志を抱け!』(足立紳監督及びスタッフ・キャスト一同)

【特別賞】
・宮崎駿監督及びスタッフ・キャスト一同(『君たちはどう生きるか』)
・上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同(『リバー、流れないでよ』)

【最優秀男優賞】
・佐藤浩市(『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛け人・藤枝梅安2』『大名倒産』『キングダム運命の炎』『ファミリア』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)
・鈴木亮平(『エゴイスト』『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』)

【最優秀女優賞】
・菊地凛子(『658km、陽子の旅』)
・黒木華(『せかいのおきく』『ヴィレッジ』『映画 イチケイのカラス』『ほつれる』)

【最優秀新進監督賞】
・福永壮志監督(『山女』)
・金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)

【最優秀新進男優賞】
・目黒蓮(『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』)
・奥平大兼(『君は放課後インソムニア』『ヴィレッジ』『あつい胸さわぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)

【最優秀新進女優賞】
・山田杏奈(『山女』)
・高石あかり(『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』『Single8』『セフレの品格 決意』『わたしの幸せな結婚』ほか)

◆「第15回TAMA映画賞」各賞受賞理由

【最優秀作品賞】

『怪物』:声に出せない思いを抱えるこどもたちが解放された光溢れる世界を映すことで、「怪物」を生み出す実社会の生きづらさを描き出した。

『雑魚どもよ、大志を抱け!』:少年たちは、友の危機にそれぞれの覚悟で立ち向かう。その姿は大人へと成長する逞しさを感じさせ、観る者の胸に熱く迫った。

【特別賞】

溢れ出るイマジネーションと絶え間なく豊かなアニメーションで観客に深い余韻を残した『君たちはどう生きるか』に対して(宮﨑駿監督及びスタッフ・キャスト一同):溢れ出るイマジネーションと細部のリアリティを表現したアニメーションは、主人公同様観客にも創造の積み木を持ち帰らせてくれた。

時空間SFの尽きることないアイデアで観客の心を躍らせた『リバー、流れないでよ』に対して(上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同):時の牢獄で翻弄される人間模様を、唯一無二のグルーヴと時間SFの尽きぬアイデアで描き出し、軽妙な笑いと発見の喜びを与えてくれた。

【最優秀男優賞】

佐藤浩市:俳優・佐藤浩市ならではの滲み出る渋さと颯爽と放つ華が、若手俳優の魅力も最大限引き出し、作品を輝かせ続けている。

鈴木亮平:『エゴイスト』において、愛とエゴの狭間で葛藤しながらも献身的に注ぐ愛は繊細で切なく、実在感あるものとして観る者の心に刻まれた。

【最優秀女優賞】

菊地凛子:故郷への旅のなかでさまざまな人と出会い、自身の孤独な人生と向き合って、静かに奮い立つ瞬間を表現した。

黒木華:凛とした所作が美しい武家の娘であり、気っぷがよいおきゃんな娘でもある「おきく」の創出により、爽やかな青春ドラマに昇華させた。

【最優秀新進監督賞】

福永壮志監督:村社会を離れ山に入って解放される凛の姿は現代にも通じる。そして自然を前にした人間の弱さと自立する姿を鮮明に描き出した。

金子由里奈監督:ぬいぐるみに話しかけ、思慮深く他者と関係を紡ぐ姿を絶妙なバランス感覚で描いた。溢れ出す優しさが私たちに寄り添ってくれた。

【最優秀新進男優賞】

目黒蓮:キャラクターを華がある演技でスクリーンに焼き付けて観る者をとりこにし、美世への想いの移ろいを繊細な感情表現で演じきった。

奥平大兼:物語に溶け込み、役柄を的確に捉える優れたバランス感覚と素直な表現力は、映画の未来を担っていくことを予感させる。

【最優秀新進女優賞】

山田杏奈:逆境に屈せずに逞しく凛と存り続けた姿に圧倒させられ、その強い眼差しには観客の心を揺さぶるエネルギーを感じた。

高石あかり:言葉にせずとも目で訴えかける静の佇まいから抑えきれない感情の抑揚を全身で体現する躍動感まで、変幻自在に役に入り込んだ。

◆コメント

TAMA映画賞は本年15回目の開催を迎えることができました。ここまで継続できたのは、受賞された映画人の方々の誠意、受賞された方々を祝福する観客の方々の温かさ、そして映画祭実行委員の熱意が三位一体となって、授賞式を盛り上げてきたその賜物と思っております。皆さまのご支援・ご声援に感謝いたします。

本年も数ある候補作品のなかから最優秀作品賞・特別賞・最優秀男優賞・最優秀女優賞・最優秀新進監督賞・最優秀新進男優賞・最優秀新進女優賞に最もふさわしいと思う各2作品・各2名を「第15回TAMA映画賞ご案内」(表彰内容)に基づき市民映画ファンで構成される映画祭実行委員有志が白熱した議論のもと、選出いたしました。

本年も、皆さまと共に心温まる授賞式を創っていければと思っております。
どうそ、本年も宜しくお願いいたします。

TAMA映画フォーラム実行委員会
委員長 竹内昇
副委員長 飯田淳二
(兼チーフディレクター)

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