“王様”イブラ、テン・ハフ監督率いるマンUに苦言「今はお隣のマンCに支配されている」

 元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、エリック・テン・ハフ監督率いる古巣マンチェスター・ユナイテッドについて語った。3日、イギリス紙『ミラー』がコメントを伝えている。

 現在41歳のイブラヒモヴィッチはこれまでアヤックスやユヴェントス、インテルやバルセロナ、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・ユナイテッドなどでプレーし、2020年1月にミランへ復帰した。2021-22シーズンには度重なる負傷離脱を繰り返しながら、セリエAでは23試合に出場して8ゴールを挙げ、クラブにとって11シーズンぶりとなる王座奪還に大きく貢献。2022-23シーズンには現役を引退した。

 そんなイブラヒモヴィッチがイギリスメディア『TalkTV』で古巣マンチェスター・ユナイテッドの現状について自身の見解を明かした。マンチェスター・ユナイテッドは今季、開幕7試合で早くも4敗を喫しており、この成績は1989-90シーズン以来で、過去34年間で最悪のシーズンスタートとなっている。この現状についてイブラヒモヴィッチは「このクラブは勝たなければならないし、プレーする全てのタイトルを獲得しなければならない。今はお隣のマンチェスター・シティに支配されていて、全く異なる状況だ。誰にでも要求を満たす責任がある」と苦言を呈した。

 続けて、チームを率いるテン・ハフ監督については「彼のようにアヤックスからこのクラブへ来れば大きな違いを感じるだろう。私は両方のクラブにいたことがあるが、それぞれに異なる種類の規律がある。アヤックスは才能溢れるクラブだ。彼らは最高の才能を持った選手たちを抱えている。でもビッグスターはいない。この監督の経験はどうだ? マンチェスター・ユナイテッドに来る若い選手達はメンタリティが違う。あそこの選手たちはビッグスターであるはずだ。同じように扱えるとは思えないよ」とコメント。マンチェスター・ユナイテッドでは選手達の扱いに苦労している可能性があると指摘した。

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