ブンデスリーガ第6節の6試合が現地時間30日に各地で行われた。
今シーズンのリーグ戦で開幕から無敗を維持するバイエルンは、敵地で公式戦6連勝中と波に乗るライプツィヒと対戦した。20分にスルーパスに抜け出したルイス・オペンダがネットを揺らしホームチームが先制すると、26分にはCKの流れからカステロ・ルケバが追加点をマーク。2点ビハインドとなったバイエルンだったが、57分にハリー・ケインが追撃のPKを沈め、70分にはカウンターからレロイ・サネがネットを揺らし試合を振り出しに戻す。その後は両チームがチャンスを作るも、互いに勝ち越すことはできず、試合は2-2で終了した。
バイエルンと同じく無敗を継続中のレヴァークーゼンは、連敗中のマインツの本拠地に乗り込んだ。18分にジェレミー・フリンポンのクロスが相手DFのオウンゴールを誘発しアウェイチームが先制に成功する。後半に入ると59分にアレハンドロ・グリマルドが直接FKを沈めてリードを広げ、65分には左からのクロスにヨナス・ホフマンが合わせダメ押し点を獲得。試合はこのまま0-3で終了し、勝利したレヴァークーゼンが勝ち点を「16」に伸ばし単独首位に浮上した。
今節は日本代表選手同士の対戦も実現した。板倉滉が所属するボルシアMGは今シーズン初勝利をかけて、浅野拓磨が所属するボーフムとアウェイで激突。27分に左からの折り返しをフロリアン・ノイハウスが流し込んでネットを揺らし、37分にはCKの流れからアラサヌ・プレアがヘディングを押し込みボルシアMGが2点を先行。前半の追加タイムにカウンターからプレアが強烈なシュートを沈めてリードを3点に広げると、後半のボーフムの反撃を1点に抑え、3-1で初勝利を手にした。一方のボーフムは開幕からの未勝利が続いている。なお、板倉と浅野はともに先発し、前者はフル出場、後者は68分までプレーした。
そのほか、伊藤洋輝が左サイドバック(SB)でフル出場したシュトゥットガルトは、デニス・ウンダフの2得点でケルンを撃破し2位に浮上。ベンチ入りした原口元気には出番がなかった。マリオ・ゲッツェが退場処分となったフランクフルトはヴォルフスブルクに0-2で敗れ、今シーズン初黒星を喫した。長谷部誠はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。また、ハイデンハイムがウニオン・ベルリンを撃破し、今シーズン2勝目を手にしている。
ブンデスリーガ第6節の試合結果および予定は以下の通り。
ブンデスリーガ第6節
▼29日開催
ホッフェンハイム 1-3 ドルトムント
▼30日開催
ケルン 0-2 シュトゥットガルト
ハイデンハイム 1-0 ウニオン・ベルリン
ヴォルフスブルク 1-0 フランクフルト
ボーフム 1-3 ボルシアMG
マインツ 0-3 レヴァークーゼン
ライプツィヒ 2-2 バイエルン
▼10月1日開催
ダルムシュタット vs ブレーメン
フライブルク vs アウクスブルク