レヴァークーゼンのシモン・ロルフェスSD(スポーツディレクター)が、シャビ・アロンソ監督の残留を強調した。9月30日、ドイツメディア『Sport1』がコメントを伝えた。
X・アロンソ監督は現役時代、レアル・ソシエダ、リヴァプール、レアル・マドリード、バイエルンで活躍。引退後は指導者の道に進み、レアル・ソシエダBなどでの指揮を経て、2022年10月にレヴァークーゼンの監督に就任した。
就任当時降格圏に沈んでいたチームを立て直し、1年目はヨーロッパリーグ出場圏の6位でフィニッシュ。そして今季開幕前にレヴァークーゼンとの契約を2026年6月30日まで延長すると、ブンデスリーガ開幕6試合で5勝1分とクラブ史上最高の好スタートを切った。
そんなX・アロンソ監督は現在、今シーズン限りでレアル・マドリードとの契約が満了を迎えるカルロ・アンチェロッティ監督の後釜として、“白い巨人”の次期指揮官候補に名前が挙がっている。しかし、ロルフェスSDは9月30日に行われたマインツ戦後、この噂を否定。X・アロンソ監督がレヴァークーゼンでの仕事に集中していると、残留に楽観的な姿勢を示した。
「シャビは何も語る必要がないよ! この世界は噂話に満ち溢れているが、もし全ての噂が本当だったら、スターティングイレブンの半分はもうここにいないよ(笑)成功している時は、得てしてそういう噂が立ちやすいものさ」
「シャビは契約を延長し、完全に集中している。私たちには良い戦力、良いコーチ、良い協調性がある。この件について、これ以上話すことは何もない」