C大阪が痛恨のリーグ戦3連敗…勝利した湘南は残留に向けて貴重な勝ち点「3」を積み上げる

 明治安田生命J1リーグ第29節が30日に行われ、セレッソ大阪と湘南ベルマーレが対戦した。

 リーグ戦2連敗中のC大阪が『ヨドコウ桜スタジアム』に最下位の湘南ベルマーレを迎えての一戦。最初にチャンスを迎えたのはアウェイの湘南。7分、味方がハーフウェーライン付近から右足でペナルティエリア右にロングボールを送ると、大橋祐紀が走り込んでボールを追い掛け、そのままシュート。しかし、このシュートは相手GKに防がれ、ゴールとはならなかった。

 一方のC大阪は12分、レオ・セアラがペナルティエリア手前の右に入り込むと、そのまま右足を振り抜いてシュートを放つ。横回転のボールは曲線を描きながらゴール右に飛んでいくも、相手GKの左手にはじかれ、先制点とはならなかった。

 続けて23分、カピシャーバが味方の横パスを受けると、ペナルティエリア内に入り込んでシュート。しかし、シュートは相手GKのセーブに遭い、得点とはならず。

 その1分後、湘南が決定機を迎える。阿部浩之がペナルティエリア手前の中央で右サイドの味方からの横パスに反応すると、右足を振り抜いてシュートを放つ。しかし、ボールはゴール左のポストに当たって外れた。その後、スコアは動かず。ゴールレスで試合を折り返した。

 迎えた後半、58分にC大阪にチャンスが訪れる。ジョルディ・クルークスが右サイドでパスを受けると、素早くペナルティエリア右に入り込んで左足を振り抜く。しかし、このシュートは相手GKに防がれ、得点には至らなかった。

 一方の湘南は69分、池田昌生が相手陣中央から右足を振り抜き、シュートを放つと、ボールはバウンドしてゴール左隅に。しかし、このシュートは相手GKの横っ飛びのセーブに遭い、均衡を破ることはできなかった。

 しかしその10分後、湘南が先制に成功する。右CKを獲得すると、キッカーの杉岡大暉が左足でクロスを供給。ゴール前で鈴木章斗が反応して高く飛び上がり、ヘディングシュートを放つ。ボールはゴール右に吸い込まれてネットを揺らした。

 勢いに乗る湘南は87分、リードを2点に広げる。相手陣内の左サイド深い位置に侵入すると、パスを繋いでペナルティエリア左まで侵入。最後は、浮き球のパスを受けた大橋祐紀が左足でボレーシュート放ち、ボールはゴール右隅に決まった。

 その後、C大阪はボールを保持し、相手陣内に押し込む展開を多く作ったものの、最後までゴールを奪うことはできず。試合はこのまま終了し、勝利した湘南はリーグ戦2試合ぶりの白星、敗れたC大阪はリーグ戦3連敗となった。

 次節は21日に行われ、C大阪はアウェイでサンフレッチェ広島と対戦し、湘南は敵地で京都サンガと激突する。

【スコア】
セレッソ大阪 0-2 湘南ベルマーレ

【得点者】
0-1 79分 鈴木章斗(湘南)
0-2 87分 大橋祐紀(湘南)

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