西村優菜がウェイティング1番手に浮上 アジアシリーズの日本勢エントリー状況をおさらい

今週からの米本土2連戦を終えると、いよいよ米国女子ツアーはアジアシリーズへと突入。日本開催の「TOTOジャパンクラシック」(11月2~5日)を含む4試合が行われる。それぞれ出場人数は絞られ、米ツアーメンバーは前戦の「クローガー・クイーンシティ選手権」終了時点のCMEグローブ・ポイントランキングに基づいて出場優先順位がつけられた。
同ランキング8位の古江彩佳、12位の笹生優花、17位の畑岡奈紗は出場権当確。一方で、71位の渋野日向子、78位の勝みなみ、81位の西村優菜はランキング上位からもれたため、上位勢の出欠次第で出場の可否が決まる。

アジアシリーズ1試合目の中国大会「ビュイックLPGA上海」(10月12~15日)は古江、笹生以外の4選手がエントリー。渋野、勝、西村はすでに出場確実な位置につけている。4試合目のTOTOは翌週が米フロリダ戦ともあって、多くの選手がスキップする。6選手がエントリーを済ませているが、全員が出場できそうだ。

しかし、勝がウェイティング2番手、西村が5番手としている韓国戦「BMW女子選手権」(10月19~22日)はいまだにボーダーラインが繰り下がらず。ランキング上位68人が出場できるフィールドだが、ギリギリまで出場可否は決まらない見込みだ。

一方で、西村がウェイティング3番手につけていたマレーシア戦「メイバンク選手権」(10月26~29日)は、この2週間で1番手まで繰り上がった。開幕まであと4週間あることから、出場が叶う可能性は十分に出てきた。

予選カットなしの4日間で争われるアジアシリーズ。シードやランキング上位60人が出場できる最終戦に向けても、是が非でも出場しておきたいところ。コロナ禍による入国制限や隔離が緩和されたことにより、ここ数年よりはボーダーラインの動きは鈍くなりそうだが、開幕直前までその動向に注目が集まる。

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