ライダーカップは欧州が米国を圧倒、8戦で5勝3分け　初日としては2004年以来の歴史的な大差

＜ライダーカップ　初日◇29日◇マルコ・シモーネG＆CC（イタリア）◇7181ヤード・パー71＞

米国選抜と欧州選抜が激突する「ライダーカップ」が開幕した。イタリアのローマを舞台に行われる一戦は、初日の前8マッチが行われ、欧州が5勝3分けで米国を圧倒。6.5ポイントを獲得し、引き分け3つの1.5ポイントに終わった米国に大量リードを奪った。
午前に行われたフォアサム（各ペアが一つのボールを交互に打つ方式）4マッチでは欧州が4連勝。午後のフォアボール（2人がそれぞれプレーしいいほうのスコアを採用）4マッチでは劣勢に立たされながらも最後に引き分けに持ち込むなど1勝3分けでまたも欧州がリードを取った。

欧州はローリー・マキロイ（北アイルランド）が2戦2勝するなど好調。2004年大会以来となる5ポイント差をつけている。米国は前回大会で欧州に圧勝しているが、今回は初日勝利なしという初の屈辱を味わうこととなった。

2日目も同じ方式で全8マッチが行われる。最終日のシングルス戦は12マッチ。米国の追い上げなるか。欧州の逃げ切りか。