J1首位攻防戦は神戸が勝利! 2位横浜FMとの勝ち点差は「4」に広がる

 明治安田生命J1リーグの第29節が29日に行われ、横浜F・マリノスとヴィッセル神戸が対戦した。

 試合前の時点で、首位・神戸と2位・横浜FMの勝ち点差はわずか1ポイント。横浜FMのホーム、『日産スタジアム』で首位攻防戦が繰り広げられた。

 試合を動かしたのは神戸だった。武藤嘉紀がペナルティエリア内からシュートを放った際、武藤の足がシュートブロックに入ったエドゥアルドの足と接触する。一度はノーファウルの判定で流されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。オンフィールドレビューの末、神戸にPKが与えられた。23分、このPKをキッカーの大迫勇也が冷静に決め、神戸が先制に成功する。

 その直後にはセットプレーの流れから武藤の放ったヘディングシュートがクロスバーを叩くなど、流れは神戸へ。すると、43分にセットプレーから追加点が生まれる。右サイドからのコーナーキックを初瀬亮が蹴ると、これをファーサイドの武藤が頭で合わせる。高い打点のシュートがゴール右に吸い込まれ、神戸が2点のリードを奪った。

 後半は横浜FMが猛攻を仕掛けるが、神戸も隙を見せることなく守り、このまま0-2で試合終了。首位攻防戦を制した神戸が、リーグ戦5試合を残して、2位の横浜FMとの勝ち点差を4ポイントに広げた。

 今後、横浜FMは10月3日のAFCチャンピオンズリーグ・アウェイ山東泰山戦、に臨む。一方、神戸は試合間隔が空き、次戦は10月21日に国立競技場で行われる明治安田J1第30節・鹿島アントラーズ戦となる。

【スコア】
横浜F・マリノス 0-2 ヴィッセル神戸 

【得点者】
0-1 23分 大迫 勇也(神戸)
0-2 43分 武藤 嘉紀(神戸)

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