
リヴァプールが、ドルトムントに所属するオランダ代表FWドニエル・マレンに関心を示しているようだ。28日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
現在24歳のマレンはアヤックスやアーセナル、PSVの下部組織に所属し、PSVで頭角を現すと、2021年7月に3000万ユーロ(約47億円)と見られる移籍金でドルトムントに加入した。初年度はリーグ戦27試合出場で5ゴール6アシストを記録するにとどまったものの、昨シーズンは26試合出場で9ゴール7アシストと数字を伸ばし、今シーズンはここまで5試合で3ゴールを挙げる活躍を見せている。
順調に成長をしているマレンにリヴァプールのユルゲン・クロップ監督が関心を示している模様で、今夏の移籍市場でも巨額なオファーがサウジアラビアから届いたことで去就に注目が集まった31歳のエジプト代表FWモハメド・サラーの将来的な退団に備え、マレンの獲得を望んでいるという。
なお、ドルトムントとしては現行契約が2026年6月30日までとなっていることもあり、マレンの放出を急ぐことはないものの、6000万ユーロ(約95億円)以上のオファーが届けば、売却に応じる可能性が指摘されているが、果たして同選手がリヴァプールに移籍することはあるのだろうか。