35歳FWパプ・ゴメスの新天地がついに決定? モンツァ加入で合意か

 アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメス(通称パプ・ゴメス)が、モンツァに加入することに近づいているようだ。28日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在35歳のパプ・ゴメスは、母国のアルセナルでデビューを飾り、サン・ロレンソ(アルゼンチン)、カターニア(イタリア)、メタリスト・ハルキウ(ウクライナ)を経て、2014年夏にアタランタに完全移籍した。2017年からはキャプテンとしてチームをけん引し、セリエAトップ3入りやクラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場でベスト8入りなど、クラブの躍進に大きく貢献した。

 しかし、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督との対立から2021年1月にセビージャに移籍すると、公式戦通算90試合出場で10ゴール6アシストを記録。昨シーズンはアルゼンチン代表でFIFAワールドカップカタール2022優勝を果たしたほか、ヨーロッパリーグ(EL)優勝も経験した。契約は2024年6月30日までとなっていたものの、度重なる負傷の影響もあり、今夏の移籍市場最終日に契約を解除してセビージャを退団していた。

 複数クラブから関心が寄せられていたなか、現在までフリーとなっているパプ・ゴメスだが、モンツァ加入に迫っていることが明らかになった。報道によると、モンツァではイタリア代表FWジャンルカ・カプラーリが前十字じん帯損傷で長期離脱となったことを受け、代役としてフリーのパプ・ゴメスを獲得することを決断したという。

 すでに両者は今シーズン終了までとなる契約を締結することで合意に達している模様で、パプ・ゴメスが2年半ぶりにセリエAでプレーすることは決定的になっているようだ。

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