チェルシー、来年1月にDFククレジャの売却を検討? レアルが関心か

 チェルシーは、来年1月の移籍市場でスペイン代表DFマルク・ククレジャを放出することに前向きになっているようだ。28日、大手メディア『ESPN』が伝えている。

 現在25歳のククレジャはバルセロナの下部組織出身で、2017年にトップチームデビューを飾った。しかし、同クラブでは出場機会を得られず、エイバル、ヘタフェを渡り歩き、2021年8月にブライトンに加入。選手・サポーターの両方でクラブの年間最優秀選手に選ばれる活躍を見せたことで、2022年8月にチェルシーに5600万ポンド(約102億円)+ボーナス700万ポンド(約13億円)と見られる移籍金で加入した。

 しかし、昨シーズンは高額な移籍金に見合うパフォーマンスを見せることができず、チームの成績と相まって批判の対象にもなり、今夏に退団する可能性も噂されていたが、今年7月にククレジャは『ESPN』でポジションを確保するために頑張りたいとチェルシーでの意気込みを語っていた。

 それでも、マウリシオ・ポチェッティーノ監督が就任した今シーズンはプレミアリーグ第6節終了時点でリーグ戦の出場機会はなく、カラバオ・カップでの2試合出場にとどまっている状況から、ククレジャは来年1月の移籍市場で退団することを選択肢に入れているという。

 報道によると、チェルシーもククレジャへのオファーに耳を傾ける方針を示している模様で、適切なオファーが届けば退団する可能性があるようだ。なお、一部では守備陣に負傷者が続出しているレアル・マドリードがレンタルでの獲得に関心を示していることが報じられているものの、チェルシーとしては退団の場合は完全移籍での売却を望んでいることも明らかになっている。

 27日に行われたカラバオ・カップ(EFLカップ)3回戦のブライトン戦では、チーム事情により、不慣れな右サイドバックでの出場となったものの、激しいプレーを見せて、チームの公式戦4試合ぶりの勝利に貢献していたククレジャ。同僚のイングランド代表DFベン・チルウェルが負傷した可能性も浮上していることから、出場機会が増えることも予想されているが、果たして来年1月の移籍市場でチェルシーを退団することになるのだろうか。

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