レアル、来季の指揮官探しに着手か…シャビ・アロンソ監督&デ・ゼルビ監督に関心?

 レアル・マドリードが、新指揮官の候補のリストアップを進めているようだ。27日、スペインメディア『カデナ・セール』やドイツ紙『ビルト』、イギリス紙『デイリーメール』などが伝えている。

 現在はイタリア人の名将カルロ・アンチェロッティ監督が指揮を執っているレアル・マドリード。2021年夏から続く現政権下では、2021-22シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を含む合計6つのタイトルを獲得しているものの、64歳のイタリア人指揮官の現行契約は今シーズン限りで満了に。来夏でスペインの“白い巨人”を離れ、ブラジル代表の新監督への就任が濃厚とも報じられている。

 そうしたなか、クラブは来シーズン以降の戦いに向けて既に後任探しに着手している模様。今回の報道によると、ドイツとイングランドで手腕を発揮している2人の指揮官の動向を注視しているようだ。1人目はレアル・マドリードのOBとしても知られているレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督。41歳の元スペイン代表MFは昨年10月に同クラブに就任すると、指揮したブンデスリーガ26試合を13勝6分7敗で終え、チームをヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位に導いた。今シーズンもここまで4勝1分無敗で“王者”バイエルンに次ぐ2位につけている。
 
 2人目はブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督。44歳のイタリア人指揮官は昨年9月にグレアム・ポッター前監督の後任として就任すると、後方からのビルドアップを軸とした攻撃的かつ魅力的なサッカーを展開。最終的にはプレミアリーグを18勝8分12敗・勝ち点「62」の6位で終え、クラブの史上初のEL出場権をもたらした。今シーズンも5勝1敗でリーグ3位につけるなど好調を維持している。

 後任の最有力候補とも噂されているシャビ・アロンソ監督は、今シーズン開幕前にレヴァークーゼンとの契約を2026年6月末まで延長。しかし、仮にメガクラブからの就任オファーがあった場合、レヴァークーゼンは現行契約に固執しないと『ビルト』は指摘している。また、『デイリーメール』によると、デ・ゼルビ監督については、2026年6月末までとなっているブライトンとの現行契約に1120万ポンド(約20億円)程度の契約解除条項が付随しているようだ。

 なお、上記の2名のほかに、レアル・マドリード・カスティージャを率いるラウール・ゴンサレス氏や、同U-19チームの監督を務めるアルバロ・アルベロア氏らもリストアップされているようだ。

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