
チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェームズが、主審に対する不適切な行動の疑いでイングランドサッカー協会(FA)から告発された。27日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
今シーズンからキャプテンを務めているR・ジェームズは、ハムストリングの負傷により、現在戦列を離れているため、24日に行われたプレミアリーグ第6節のアストン・ヴィラ戦は欠場していた。
しかし、U-21フランス代表DFマロ・ギュストが一発退場となったことで0-1で敗れる結果に終わった同試合の判定に納得のいかなったR・ジェームズは、試合後にトンネル内でジャレッド・ジレット主審を含めた審判団に猛抗議をした模様で、この際の言動が問題となっているようだ。
FAは声明を発表し、「ディフェンダーは試合後、トンネル内で審判員に対して不適切、侮辱的、虐待的な言葉や態度をとったとされる」として規則違反の疑いから起訴したことを明らかにした。なお、R・ジェームズはこの違反に対する容疑について9月29日までに返答することが求められているという。
これにより、R・ジェームズは出場していない試合後の言動で罰金や出場停止処分が下される可能性が浮上している。それでも、負傷離脱中の同選手の復帰は10月下旬となることが予想されており、処分が大きな影響を与えることはないと見られている。