「サンデー毎日」ジャニーズタレントの表紙起用「当面見合わせ」へ 「深刻な人権侵害を重く受け止め」

【モデルプレス=2023/09/28】「サンデー毎日」(毎日新聞出版)がジャニーズタレントの表紙起用を当面見合わせる方針を明かした。26日、同社の公式サイトにて発表された。

【写真】藤島ジュリー景子氏、会見で涙の訴え

◆「サンデー毎日」ジャニーズタレントの表紙起用について説明

同社は編集長後記として「前号に引き続き『ジャニーズ性加害問題』について報じました。9月7日の記者会見でジャニーズ事務所は、長年にわたるジャニー喜多川氏の性加害を全面的に認めました。本誌は深刻な人権侵害であり、あってはならないことだと重く受け止めています」とし、「これまで同事務所所属のタレントを表紙に起用してきましたが、今後は被害者への救済や経営刷新の具体策が実行されるまでは当面見合わせ、注視していきます」と発表。「今号表紙は、9月7日以前に撮影されたもので、予定通り掲載しました」と説明している。

◆ジャニーズ性加害問題

ジャニーズ事務所は9月7日の会見で、初めて喜多川氏の性加害があったことを認め謝罪し、藤島ジュリー景子現社長の引責辞任、東山の新社長就任を発表。同会見では、ジャニーズ事務所の社名を存続することも発表されたほか、東山自身のハラスメント疑惑に関しては「覚えてることと覚えてないことがある」と答えていた。

19日には取締役会を開催したことを報告し、「藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と説明。なお、10月2日に会見を行うことを発表している。(modelpress編集部)

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