マンC相手にイサクが値千金の決勝点! ニューカッスルが連続無失点試合を「4」に伸ばす

 27日、カラバオカップ3回戦が行われ、ニューカッスルとマンチェスター・シティが対戦した。

 3回戦きってのビッグカードとなったこの試合、ホームのニューカッスルは前節8-0で大勝したシェフィールド・ユナイテッド戦からGKニック・ポープ以外の10人を全員変更。カップ戦仕様ともいえる布陣で試合に臨んだ。

 対するマンチェスター・シティも、退場者を出しながらも地力の差を見せて勝利したノッティンガム・フォレスト戦からスタメン8人を変更。ジャック・グリーリッシュやカルヴィン・フィリップスらが先発に名を連ねた。

 試合は序盤からマンチェスター・シティがボールを保持し、ニューカッスルは防戦一方という展開に。しかしニューカッスルも集中したディフェンスで効果的なチャンスを作らせない。29分にはリコ・ルイスのパスに抜け出したフリアン・アルバレスが角度のないところから左足を振り抜いたが、難しい位置からのシュートはゴールの枠をとらえることができなかった。

 すると41分、辛抱強く守っていたニューカッスルに決定機が訪れる。マンチェスター・シティの高いDFラインでのパス回しをジョエリントンがカットすると、こぼれ球を拾ったアレクサンデル・イサクが右サイドでフリーとなっていたヤコブ・マーフィーへ展開。しかし狙いすましたシュートはGKシュテファン・オルテガの好セーブに阻まれ、先制点とはならなかった。
 
 後半に入って間もない53分、ニューカッスルが少ないチャンスを生かし先制する。DFラインからの縦パスを上手く反転して受けたマーフィーがジョエリントンへパスを送ると、マンチェスター・シティのディフェンスによってゴールから遠ざけられる形に。それでも難しい体勢から中央へグラウンダーのクロスを送ると、流れたボールをファーサイドで待っていたイサクが仕上げ、ホームチームが均衡を破った。

 ビハインドを背負ったマンチェスター・シティは巧みなパスワークでニューカッスルゴールに迫るものの、なかなかチャンスをものにすることができない。90分にはジェレミー・ドクからのパスを受けたリコ・ルイスがペナルティエリア外から右足を振り抜くも、グラウンダーのシュートはゴールマウスのわずか左へ外れた。

 結局、試合はそのまま終了し、ニューカッスルが虎の子の1点を守り切りマンチェスター・シティを下した。マンチェスター・シティは今シーズン初めて無得点で試合を終えることとなった。

 ニューカッスルは9月30日、プレミアリーグ第7節でホームにバーンリーを迎える。マンチェスター・シティは同じく30日にアウェイでウルヴァーハンプトンと対戦する予定だ。

 【スコア】
ニューカッスル 1-0 マンチェスター・シティ

【得点者】
1-0 53分 アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)

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