改善の余地を認めるも…アーセナルを率いるアルテタ監督「1月のFW補強は考えていない」

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、冬の移籍市場でFWを補強する考えがないようだ。27日、イギリスの『スカイ・スポーツ』が報じた。

 アーセナルは24日の宿敵トッテナム戦を2-2のドローで終え、得点を挙げられなかったブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスとイングランド代表FWエディ・エンケティアが批判を浴びた。そんななか、一部メディアがアーセナルは前線の補強が必要だと主張し、ブレントフォード所属で昨季はリーグ戦33試合出場で20ゴール4アシストを記録したイングランド代表FWイヴァン・トニーがその候補だと報じられていた。

 しかし、アルテタ監督は「ゴールを決めるには様々な方法があり、我々はゴールを決めている。しかし、作り出したチャンスを考えると、我々はもっとゴールを決めるべきだった」と、改善の余地があることを認めた一方で、FWの補強について問われると「それは全く考えていない。我々には素晴らしい前線の選手がいる。何人かの怪我人がいることは事実だが、今いる選手で続けていくつもりだ」と話し、今冬の移籍市場で新たなFWを獲得する予定がないことを強調した。

 なお、アーセナルの補強候補と報じられたトニーはFAから賭博規則の違反で2024年1月16日まで公式戦出場停止処分を受けており、トニー本人はシーズン途中のブレントフォード退団を希望していると報じられているが、ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督は「私は彼(トニー)を売りたくない。私にはベストの選手が必要なんだ。『彼を売るな』と言いたい。イヴァン(トニー)はワールドクラスの選手で、なぜそんな選手を売却しないといけないんだ?」と、トニーを放出する意図はないとしている。

 

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