公式SNSで嘲笑? オシムヘン代理人がナポリを批判…法的措置も示唆

 ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの代理人が、同クラブの公式SNSに投稿された動画への怒りを露わにした。26日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 昨シーズンはセリエAで26ゴールを記録し、33シーズンぶり3度目の“スクデット”に大きく貢献したオシムヘンは、今夏多くのクラブから関心が寄せられていたものの、ナポリ残留を決断。ここまでリーグ戦5試合で3ゴールを記録している一方で、現在は3試合連続無得点となり、リュディ・ガルシア新監督が率いるチームも第5節終了時点で2勝2分け1敗で8位となっている。

 そんななか、24日に行われたセリエA第5節のボローニャ戦でオシムヘンはPKを失敗したほか、86分に途中交代した際にはガルシア監督の采配への不満を爆発させていたことから、両者の関係性には緊張が走っていた。しかし、試合後にはオシムヘンがガルシア監督やチームメイトに謝罪したことが明らかになり、事態は沈静化したと思われていたが、再び大きな問題が浮上することとなった。

 ナポリの公式TikTokアカウントでオシムヘンを巡るとある動画が投稿。奇妙な早口な声とともに同選手がPKを要求して、それを外すまでの映像が映し出され、同選手を嘲笑しているような動画が公開された。

 すでに動画は削除されているものの、これが拡散されている状況を受け、オシムヘンの代理人を務めるロベルト・カレンダ氏が自身の公式X(旧ツイッター)で声明を発表し、法的措置も辞さない姿勢を見せた。

「ナポリの公式TikTok上で今日起きたことは容認できない。ヴィクターを嘲笑するビデオが公開され、その後遅ればせながら削除された。この重大な事実は選手に非常に深刻なダメージを与え、選手が受けるメディア裁判とフェイクニュースの扱いをさらに大きくするものだ。私たちはヴィクターを守るために、法的措置やあらゆる有益な取り組みを行う権利を留保する」

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