J3宮崎、直近6試合未勝利で松田浩監督が退任…後任は加藤光男コーチに決定

 テゲバジャーロ宮崎は27日、双方協議の下で松田浩監督が退任することを発表した。なお、後任には加藤光男コーチが就任することも併せて伝えている。

 1960年9月2日生まれの松田氏は現在63歳。今シーズンからテゲバジャーロ宮崎を率いる同氏は、これまでにヴィッセル神戸やアビスパ福岡、栃木SCなどの監督を歴任してきた経験豊富な指揮官だ。しかし序盤戦から苦戦を強いられると、明治安田生命J3リーグ第22節以降は6試合未勝利に。第28節終了時点で、8勝8分12敗の17位に低迷している。

 松田浩監督は退任に伴い、クラブ公式サイトで心境をコメントしている。

「このたびクラブを去ることになりました。思うような結果を残せず責任を感じています。自分としてはまだここから巻き返しを図り、選手と共に戦い抜くつもりでいましたが、それができず残念に思います。これまで応援してくださった皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました」

 後任の加藤氏は1979年5月21日生まれの現在44歳。これまでにタイ女子代表やBGパトゥム・ユナイテッド(タイ)などのアシスタントコーチ、ネイビーFC(タイ)の監督を務めてきた同氏は、今年7月にテゲバジャーロ宮崎のコーチ陣に入閣していた。

 Jクラブでは初の指揮となる加藤光男氏は、クラブ公式サイトで意気込みをコメントしている。

「いつもテゲバジャーロ宮崎を応援、ご支援頂いているファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、誠にありがとうございます。どんなに苦しい時でも温かい声援を頂き、チームに大きな力になっている事を感じています。今シーズン残り10試合になりますが、現状より少しでも上昇できるように私自身が培ってきた経験を全て出し切っていきたいと考えています。引き続きテゲバジャーロ宮崎の応援、サポートの程、宜しくお願い致します」

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