性被害告白の元ジャニーズJr.橋田康「傷はあっても恨みはありません」現在の心境つづる 東山紀之&井ノ原快彦に伝えたことも

【モデルプレス=2023/09/27】元ジャニーズJr.で俳優の橋田康が9月26日、自身のX(旧Twitter)を更新。ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長からの性被害告白をめぐり、現在の心境をつづった。

【写真】藤島ジュリー景子氏、会見で涙の訴え

◆性被害告白の元ジャニーズJr.橋田康、現在の心境つづる

被害者である元ジャニーズJr.らにより設立された任意団体「ジャニーズ性加害問題当事者の会」とは無関係であり、単独で活動している橋田。「僕は何寄りでもなければ何派でもない。そしてとにかく素直にいたい」と打ち明け、事務所を移籍した人や事務所所属のタレントについて「僕は経緯や派閥とか関係なくシンプルに『才能』を応援したいと思っています。どこの事務所だからとか関係なく素敵なものは素敵と言いたいし逆もまた然り」とコメントした。

また「どこかの組織と手を組んでるとか どこかからお金をもらって懐柔されて動いてるとか、そういった事は一切無いのでそんな悲しい事は言わないでほしいです」と組織との繋がりや、金銭の動きについて否定。「『被害者』という立場の僕の観点から言えばジャニーズ事務所はずっと戦い続けなければいけない大きな相手です。どんな事をしてもらってもその被害の時の光景が記憶からなくなるわけじゃないし、完璧に救われる。なんて事はない。僕としてはこの場で止まらず先を見たい。過去を繰り返さず、今よりも良くする為には『どうしていけばいいか』に着目しているだけです」と説明した。

◆性被害告白の元ジャニーズJr.橋田康、東山紀之&井ノ原快彦に伝えたこと

さらに「元々僕の中には傷はあっても恨みはありません。でも絶対にこんな事がこの先、社会全体の中でどんな場面であっても二度と起きてはいけないし起こさない為の行動を取らなきゃいけない。その為にはまずしっかり組織として認めて謝罪しないと何も進まないと思ったからとことんまで追い詰める形になった」と事務所に謝罪を求めた経緯を告白。そして、被害者の中にもさまざまな考えを持った人がいるとし「僕は被害者の皆さん1人1人全員求める事は違うと思うからしっかりと1人1人に耳を傾けていく事が救済に繋がっていく事だと思います。とちゃんと伝えてきました」と事務所の新社長の東山紀之、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦から謝罪を受けた際に、自身の意見を伝えたとつづった。

◆性被害告白の元ジャニーズJr.橋田康、東山紀之・井ノ原快彦から謝罪

橋田は1998年にジャニーズ事務所に入所し2004年に退所。現在は、芸能能プロダクション「PROF ENTERTAINMENT」を設立し、タレントのプロデュースを手がけつつ、モデル、ダンサー、俳優としてマルチに活動している。2023年5月26日、都内で開催した記者会見にて、宿泊先のホテルでジャニー氏から性被害に遭って1万円を渡されたことなどを告白。9月21日には、東山と井ノ原と対面し直接謝罪を受けたことを報告していた。

◆ジャニーズ性加害問題

ジャニーズ事務所は9月7日の会見で、初めて喜多川氏の性加害があったことを認め謝罪し、藤島ジュリー景子現社長の引責辞任、東山の新社長就任を発表。同会見では、ジャニーズ事務所の社名を存続することも発表されたほか、東山自身のハラスメント疑惑に関しては「覚えてることと覚えてないことがある」と答えていた。

19日には取締役会を開催したことを報告し、「藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と説明。10月2日に進捗内容を具体的に報告するとしている。(modelpress編集部)

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