セルティックの前田大然が週間ベストイレブンに選出! 全体3位の評価「傑出したパフォーマー」

 イギリスメディア『スカイスポーツ』は25日、23日から24日にかけた開催されたスコティッシュ・プレミアシップ第6節のチーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストイレブン)を発表。セルティックに所属している日本代表FW前田大然が選出された。

 今季もセルティックに欠かせない“快速アタッカー”として存在感を示している前田。スコティッシュ・プレミアシップ第5節終了時点で全試合にスタメン出場し、うち4試合にフル出場していた。19日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループE第1節のフェイエノールト戦でも82分までピッチに立ったが、中3日で迎えたスコティッシュ・プレミアシップ第6節リヴィングストン戦にも問題なく先発出場。セルティックは14分に日本代表MF旗手怜央がPKを決めて先手を取ったが、前半のうちに元イングランド代表GKジョー・ハートが退場し、フェイエノールト戦に続いて数的不利での戦いを強いられる。だが、前田は豊富な運動力を武器に攻守で貢献。1点を追加して迎えた後半アディショナルタイムには敵陣中央でセカンドボールを拾った前田が、切り返しで対峙した相手を置き去りにすると、ペナルティエリア手前右寄りの位置から左足でファーサイドを狙った一撃を沈めた。試合は最終的に3-0でタイムアップを迎えている。

『スカイスポーツ』はデータサイト『WhoScored.com』の情報に基づき、毎節スコティッシュ・プレミアシップの週間ベストイレブンを発表している。今回は試合の60分以上を10人で戦いながら、リヴィングストンを3-0で下したセルティックから2名が選出。チームの2点目を挙げたU-21デンマーク代表MFマット・オライリー、そして勝利を決定付ける3点目を叩き込んだ前田が選ばれた。

 また、『スカイスポーツ』は週間ベストイレブンに選出された選手内で『WhoScored.com』の評価が高かった上位5選手についてはコメント付きで紹介している。今季公式戦初勝利を飾ったアバディーンに所属する2名が1位と2位に入り、前田は10点満点中「8.95」と高評価を得た。『スカイスポーツ』は前田について、次のような言葉で賛辞を送っている。

「セルティックは土曜日の早い時間に『トニー・マカロニ・アリーナ』でキックオフを迎えた一戦で、リヴィングストンを3-0で下した。ジョー・ハートがレッドカードを受け、1時間以上もの間10人でプレーしなければならなかったにもかかわらずだ。この日の傑出したパフォーマーは、レーティング『8.95』の前田大然。この25歳は、90+5分に決めたゴールを含む5本のシュートを放ち、5度のタックル成功、3度のドリブル成功、1度の空中戦での勝利を記録している。チームを前進させる役割を担っただけでなく、守備でもその実力を証明した」

 今回『スカイスポーツ』が発表したスコティッシュ・プレミアシップ第6節のチーム・オブ・ザ・ウィークは下記の通り。次節、セルティックは30日に敵地でマザーウェルと対戦するが、今季初ゴールを挙げた前田の2試合連続得点にも期待がかかる。

■第6節のチーム・オブ・ザ・ウィーク
※()内は(所属クラブ/評価)
▼GK
ジャック・バトランド(レンジャーズ/7.72)

▼DF
ルイス・ミラー(ハイバーニアン/8.58)
リチャード・イェンセン(アバディーン/8.50)
フランキー・ケント(ハーツ/8.00)
オーウェン・ベック(ダンディーFC/7.54)

▼MF
ダニエル・アームストロング(キルマーノック/8.55)
ジョー・ニューウェル(ハイバーニアン/8.56)
マット・オライリー(セルティック/8.48)
前田大然(セルティック/8.95)

▼FW
ボヤン・ミオフスキ(アバディーン/9.47)
ドゥク(アバディーン/9.03)

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