トッテナムがクロアチアの“逸材”を獲得! 16歳DFヴシュコヴィッチの2025年加入を発表

 トッテナムは25日、ハイドゥク・スプリトとU-17クロアチア代表DFルカ・ヴシュコヴィッチの完全移籍加入で合意したことを発表した。なお、正式加入は同選手が18歳を迎えた2025年夏となり、契約期間は2030年6月30日までの6年間と伝えられている。

 ヴシュコヴィッチは2007年2月24日生まれの現在16歳。母国のハイドゥク・スプリトのアカデミーで育ち、2022-23シーズンのフルヴァツカ・ノゴメトナ・リーガ(クロアチア1部リーグ)第23節ディナモ・ザグレブ戦でトップチームデビューを飾った。同試合はセンターバックでフル出場を果たし、以降はスタメンに定着。フルヴァツキ・ノゴメトニ・クプ(国内カップ戦)準々決勝のNKオシエク戦ではゴールも挙げ、ハイドゥク・スプリトの優勝に貢献した。シーズン終盤戦は負傷の影響で離脱を強いられたが、最終的には同シーズンの公式戦11試合出場1ゴールを記録。ハイドゥク・スプリトの最年少出場記録および最年少ゴールを記録を塗り替えた。今シーズンはケガで出遅れており、ここまで公式戦のピッチには立っていない。

 また、各年代別のクロアチア代表にも名を連ねており、現在はU-17クロアチア代表の一員としてプレー。これまでに公式戦5試合に出場して1ゴールを挙げている。

 イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、昨季は16歳ながらハイドゥク・スプリトの主力として活躍したヴシュコヴィッチには、マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン(PSG)など多くのビッグクラブが関心を示していたという。だが、最終的にはトッテナムが“逸材”の争奪戦を制する形となった。

 今シーズン、トッテナムは新たに就任したアンジェ・ポステコグルー監督の下で好調をキープ。カラバオ・カップこそ2回戦でフルアムに敗れたが、プレミアリーグでは第6節まで無敗で駆け抜けている。4連勝という状況で迎えた第6節、アーセナルとのノースロンドン・ダービーでは、2度の勝ち越しを許しながらも、キャプテンを務める韓国代表FWソン・フンミンが2ゴールを挙げ、2-2のドローで終えていた。

【動画】トッテナムのユニフォームを手にするヴシュコヴィッチ

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