リヴァプールがプレミア5連勝! ホームでウェストハムを撃破、遠藤航は終盤からピッチへ

 プレミアリーグ第6節が24日に行われ、リヴァプールとウェストハムが対戦した。

 今季のリヴァプールは開幕戦のチェルシー戦を1-1で終えると、以降はプレミアリーグできっちりと4連勝を記録。21日に行われたヨーロッパリーグ(EL)の初陣でも、メンバーを大幅にターンオーバーしながら敵地で3-1と白星を飾り、現在は公式戦5連勝を飾っている。勢いに乗る中で今節対峙するのは、3勝1分1敗と悪くないスタートを切ったウェストハムだ。今季3度目の『アンフィールド』開催の一戦に向けて、リヴァプールのスターティングメンバーにはドミニク・ソボスライ、モハメド・サラー、ダルウィン・ヌニェスらが先発に並んだ。遠藤航はベンチからのスタートとなっている。一方、ウェストハムはジェームズ・ウォード・プラウズ、ルーカス・パケタ、ジャロッド・ボーウェンらがスタメン入りした。

 試合は立ち上がりからウェストハムがより多くのチャンスを作る。6分、ペナルティエリア手前左寄りの位置で落としを受けたパケタが左足でクロスボールを送ると、ボックス中央へフリーで走り込んだトマーシュ・ソウチェクが頭で合わせるも、ここはリヴァプールの“守護神”アリソンが立ちはだかった。

 16分にはホームチームが反撃。自陣でボールを収めたヌニェスが左サイドへ繋ぐと、ルイス・ディアスが敵陣へ持ち運び、カットインから走り込んできたヌニェスを使う。ここは両者の意図が合わず繋がらなかったが、セカンドボールを拾ったサラーがペナルティエリア内でナイフ・アゲルドに倒され、リヴァプールがPKを獲得した。このPKをサラー自身がしっかりと決め、リヴァプールが先手を取っている。

 その後はリヴァプールがより多くのシュートシーンを作りながら追加点を奪えずにいると、ウェストハムは前半の終盤に右サイドからチャンスを演出。パケタからのロングフィードをボーウェンが頭で落とすと、待っていたマイケル・アントニオが右へ渡す。駆け上がってきたヴラディミール・ツォウファル右足でクロスボールを送ると、フィルジル・ファン・ダイクの前に入ったボーウェンが頭で合わせた。コースを狙ったヘディングシュートを流し込み、ウェストハムが試合を振り出しに戻した。

 1-1で折り返した後半、リヴァプールは53分に敵陣中央で前を向いたソボスライが斜めに付けると、ボールをキープしたサラーがボックス中央へ送り、最後はヌニェスが右足フィニッシュ。ここは右ポストに嫌われた。続く60分には敵陣でのクリアボール回収からアレクシス・マック・アリスターが浮き球のスルーパスを送ると、抜け出したヌニェスがダイレクトで合わせる。ダイレクトボレーをゴールに叩き込み、リヴァプールが勝ち越しに成功した。

 リヴァプールの1点リードで試合終盤に突入すると、85分にはホームチームが左コーナーキックを獲得。アンドリュー・ロバートソンが左足で蹴り込むと、中央で競り勝ったファン・ダイクが頭で落とし、最後はディオゴ・ジョッタが押し込む。リヴァプールが勝利を決定付ける3点目を記録した。

 試合はこのままタイムアップ。リヴァプールが『アンフィールド』でウェストハムに1度は追い付かれたものの、後半に攻撃陣がしっかりと結果を残し、プレミアリーグ5連勝、公式戦6連勝を飾った。一方のウェストハムは前節のマンチェスター・シティ戦に続き今季初の連敗を喫している。なお、リヴァプールの遠藤は88分からピッチに立った。

 この後、両クラブはミッドウィークにカラバオ・カップ3回戦を挟んで次節のプレミアリーグに臨む。リヴァプールは30日に敵地でトッテナムと、ウェストハムも30日にホームでシェフィールド・ユナイテッドと、それぞれ対戦予定だ。

【スコア】
リヴァプール 3-1 ウェストハム

【得点者】
1-0 16分 モハメド・サラー(PK/リヴァプール)
1-1 42分 ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)
2-1 60分 ダルウィン・ヌニェス(リヴァプール)
3-1 85分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)

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