記録づくめの1日に…ハット達成のバイエルンFWケイン「貢献できて嬉しい」

 バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、クラブ新記録を樹立した。23日、クラブ公式サイトが伝えている。

 ケインは23日に行われたブンデスリーガ第5節のボーフム戦に先発出場を果たすと、1-0で迎えた12分に右足でゴールネットを揺らし、この試合1点目をマーク。54分にPKを決めると、88分にも追加点を挙げてハットトリックを達成した。さらに、この試合では2アシストを記録するなど、5得点に絡む活躍を見せ、7-0での大勝に大きく貢献した。

 この結果、今夏バイエルンに加入したケインにとってはブンデスリーガデビューから5試合で早くも7ゴールに到達。クラブ公式サイトによると、元ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏(1965年)、同代表FWミロスラフ・クローゼ氏(2007年)、クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ氏(2012年)が記録していた5得点を上回り、ケインはバイエルン史上リーグ戦最初の5試合での最多得点記録を樹立したという。

 また、データサイト『OPTA』によると、ブンデスリーガデビューからの5試合で7ゴール3アシストを記録しているケインは、詳細なデータが収集され始めた2004-05シーズン以降、同リーグで最多の得点関与数も記録。さらに、ブンデスリーガではFWケビン・キーガン氏(1978年12月)、FWトニー・ウッドコック氏(1980年5月、1982年4月)、FWジェイドン・サンチョ(2020年5月)に続いて、イングランド人史上4人目(5度目)となるハットトリック達成者にもなったようだ。

 新天地でもゴールを量産し続けているケインは試合後、「自分のゴールでチームの勝利に貢献することができて嬉しい。ここで快適に感じているし、チームのこともどんどんわかってきている。さらに多くのゴールが生まれることを願っている」と語った。

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