復帰後初先発出場の35歳DFエヴァンズが喜び「これがマンUでの200試合目」

 マンチェスター・ユナイテッドに所属する北アイルランド代表DFジョニー・エヴァンスが、約8年半ぶりに同クラブでの出場を果たした。23日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 今夏レスターを契約満了に伴い、退団した現在35歳のエヴァンスは、古巣マンチェスター・ユナイテッドでのトレーニングに参加すると、エリック・テン・ハフ監督やコーチから高く評価されたことから、そのまま2024年6月30日までとなる1年契約を締結し、2015年以来となる古巣復帰を果たした。

 今月3日に行われたプレミアリーグ第4節のアーセナル戦に途中出場を果たし、復帰後初出場を果たしていたエヴァンスは23日に行われた第6節のバーンリー戦で復帰後初めてスタメンに名を連ねた。

 25分にはオフサイドによって認められなかったものの、CKからネットを揺らす場面を見せると、45分には左足でのロングフィードからブルーノ・フェルナンデスの先制点をアシストするなど、1-0の勝利に大きく貢献した。なお、プレミアリーグ公式X(旧ツイッター)によると、エヴァンスがマンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグの試合に先発出場したのは3125日ぶりのことになったという。

 89分までプレーしたエヴァンスは試合後、『TNT Sports』で「すべての瞬間が大好きだった。試合が始まる前は、純粋な興奮があり、待ちきれなかった。バスでここに来る時も興奮していたよ」と復帰後初めて先発出場となったことへの喜びを口にした。

「これがマンチェスター・ユナイテッドでの200試合目だったし、自分がこの数字に到達できるとは思ってもいなかった。僕の人生の中で最高の夜だね」

 また、今夏の復帰についてもエヴァンスは「(最初に電話を受けた時は)契約するとは意識的に思っていなかった」と言及しながら、次のように続けた。

「ある程度の年齢に達すると、キャリアは終わりに近づいていく。連絡を受けた時は他に選択肢がなかったから、ただそれに応じたんだ。だから、ただトレーニングで全力を尽くしてチャンスを掴もうとした。自分の体が最後までやり遂げてくれることを祈るだけだったね」

「まさか自分が先発に名を連ねるとは思ってもいなかった。自分の役割は競争力を提供することだと言われてきて、そのように取り組んできた。何人かのケガもあって、今夜先発するチャンスが訪れた。ここのプレーは前のクラブでのやり方と違うから、ここに慣れて自分のプレーを適応しようと努力してきた。今夜はうまく試合に入れたと思うし、自分の経験をチームに加えることができたと思う」

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