交差点の「もっこり」切り下げます 異例の大改造続く新潟のバイパス スーパー立体道路への道

こんなの「交差点」って規模じゃねえ……。

バイパスの核心部「紫竹山」を改良

 国土交通省新潟国道事務所は2023年9月21日、国道7号「栗ノ木バイパス」の立体道路整備の一環として、紫竹山交差点の切り下げ工事のため道路切り替えを行うと発表しました。9月25日(月)から工事に着手するということです。

 栗ノ木バイパスは新潟駅の東側を通る南北のバイパスで、通過交通のための立体部を構築する工事が進められています。その一環として2022年10月、「川を挟んで並行する県道を国道の一部に組み込む」という大規模な線形切り替えが行われ、上下線が大きく離れた巨大なひとつの道路に生まれ変わりました。 上下線のあいだは立体部を構築するスペースとなっていますが、紫竹山交差点は一部地表から盛り上がった形状になっているため、立体道路下を横断するには高さが足りないのだとか。そこで、交差点内の当該部分を約1m切り下げる工事を行います。 これにあたり、長期の通行止めをしないよう、2年をかけ少しずつ道路切替えを繰り返しながら、少しずつ地面の高さを下げていくといいます。工事は2か年にわたるものの、これが完了すると、笹越橋交差点~紫竹山IC間へ立体道路を整備する空間が整うということです。

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