“宿敵”アーセナル撃破へ! 新生トッテナムの司令塔マディソンが意気込み「チームとして進歩し…」

 トッテナムに所属するイングランド代表MFジェームズ・マディソンが、“ノースロンドン・ダービー”に向けた意気込みを語った。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 今夏に就任したアンジェ・ポステコグルー監督の下、開幕から好調を維持しているトッテナム。開幕節こそブレントフォードと2-2の引き分けに終わったものの、その後はマンチェスター・ユナイテッド、ボーンマス、バーンリー、シェフィールド・ユナイテッドを撃破。ここまで4勝1分無敗の勝ち点「13」で“王者”マンチェスター・シティに次ぐ2位につけている。

 現地時間24日に控える第6節の相手は、同じ街を本拠地とする“宿敵”アーセナル。ミケル・アルテタ監督体制5年目を迎えた今シーズンは、夏にイングランド代表MFデクラン・ライスら即戦力を獲得し戦力を拡充。ここまでトッテナムと同じくリーグ戦4勝1分で無敗を維持している。

 今夏にレスターから加入し、新天地で背番号「10」を背負うマディソンは、ここまで公式戦6試合すべてに出場し2ゴール2アシストをマーク。卓越した技術と高精度のキックを武器に“新生トッテナム”の司令塔として躍動している。「新たなクラブに移籍した時は適応が難しいこともある。しかし、新しいプレースタイル、環境への適応はかなり簡単だった。クラブの人々、監督、選手たちのおかげだよ」と語ったマディソンは、宿敵との対戦に向けた意気込みを次のように示している。

「アーセナル側からすれば、僕たちと対戦したいと考えるような素晴らしい時期ではないと思う。僕たちは順調なシーズンのスタートを切ったからね。イングランド代表では、ブカヨ(・サカ)やラムズ(アーロン・ラムズデール)、デクラン(・ライス)らと冗談を言い合ったが、みんな元気だった。対戦するのが楽しみだよ」

「このような大事な局面でこそ、チームとして進歩し、大事な場面で結果を継続できることを示さなくてはならない。僕たちはトッテナムのやり方と、この監督の下での新たなプレー方法を示したいと思っている」

 また、マディソンは今シーズンからトッテナムの指揮を執るポステコグルー監督についても言及。「彼はこれまで一緒に仕事をしてきた誰とも違う。本質を突いた鋭い物言いをする人だし、選手たちはそれを求めている。そして、やる気を起こさせるスピーチが非常に上手なんだ。ミーティングから出てくると、壁を乗り越える準備ができているんだよ」とその手腕に太鼓判を押している。

 大注目の“ノースロンドン・ダービー”は日本時間の24日午後10時にキックオフを迎える。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)